エル・インキリーノ 2016
国:Spain (スペイン)
地域:Rioja (リオハ)
品種:Tempranillo (テンプラニーリョ) 90%
Garnacha (ガルナッチャ) 10%
タイプ:Red (赤)
栽培:有機栽培を実施する畑のブドウを使用
醸造:手摘みしたブドウをステンレスタンクでアルコール発酵。225Lのフレンチオーク樽(2年使用)でマロラクティック発酵後、6ヵ月熟成させました。
度数:14%
インポータコメント
2017年にリオハでスタートした新プロジェクトが新ワイナリー「エル・インキリーノ」!
「テナント(賃借人)」を意味する「インキリーノ」。
リオハ・アルタのナヘリーリャ・ヴァレーのエリアで賃借している優良な畑から注意深くセレクトされた平均樹齢約35年のテンプラニーリョやガルナッチャのブドウを使い、賃借しているワイナリーの設備を使って造られています。
このインキリーノのワインラベルに描かれているソルサル(つぐみ)の鳥小屋が意味しているのは、自身のワイン造りなんです!
ナバーラのビーニャ・ソルサル・ブランド同様、このエル・インキリーノのワインも、土着品種を大事にし、栽培や醸造、ラベルなどにおいて拘りを持ち、ブドウ品種やテロワールに対して正直でエレガントな真のワインを生産しています。
クリアなルビー色の外観。ラズベリー、イチゴ、レッドチェリーなどの赤系果実の豊かな香りに、スパイスが良いアクセントとなっている。
味わいは、香り同様の赤系果実に、ミネラルもほのかに感じ、フレッシュで柔らかいタンニンはきめ細やかで、余韻まで長く続く。
■生産者
VINA ZORZAL WINES (ビーニャ・ソルサル・ワインズ)
本拠地:スペイン・ナバーラ
作り手:サヴィ・サンス、ミケール・サンス、イニャーキ・サンスの3兄弟
スペインの人気ワイナリー「ビーニャ・ソルサル・ワインズ」。
1989年に父親のアントニオ・サンズが長年の夢であったワイナリーをスタートさせ、現在ザヴィ、ミケール、イニャーキの3人の息子たちが父親の夢を引き継いでいます。
昔から栽培されてきた畑に注目し、ナバーラでは少なくなった樹齢70年〜120年のガルナッチャの畑を所有。土着品種を大事にするスタイルで、ガルナッチャやグラシアーノなどの固有品種に力を入れ、有機栽培を実践し、畑を区画ごとに細分化するなどのてロワールも大事にしています。
醸造においても近代醸造技術を思慮深く利用しており、新樽や参加防止剤の使用を極力避けています。
伝統を大事にしながら造られるフレッシュ感のある高品質なワインは、スペイン国内のギア・ペニン誌を始め、イギリス人評論家のジャンシス・ロビンソン女史や同国のデカンタ誌、アメリカのウォールストリートジャーナル紙など様々なメディアからも高評価を獲得するなど、スペインの新潮流として、今最も注目されている生産者です。