ウブントゥ2019
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:カリニェナ
メルロ
カリニェナ・ブランカ
タイプ:Red (赤)
土壌:石灰を含む粘土質
栽培:有機栽培
度数:13%
インポータコメント
濃いロゼのような鮮やかなレッド。
アメリカンチェリーのような甘酸っぱさとジューシーな果実味たっぷり。
そこに、ハーブの爽やかさとスパイス感、ほろ苦さがバランスよく絡まり合う。
2019年は暑すぎず、適度な降雨量でぶどうがゆっくり熟し、質量ともに最高のヴィンテージ。
白やロゼが飲みたい人でも満足できる、軽く冷やしてグイグイ楽しみたい陽気なワイン!
『ウブントゥ』は、
南アフリカの言葉で「あなたがあって私がいる」の意味。
人間だけでなく、自然や地球への思いやりを込めて。
■生産者
SOTA ELS ANGELS (ソタ・アルス・アンジェルス)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
カタルーニャ州、フランスとの国境に最も近いDOエンポルダ。
DOのロゴにもあるように、海=地中海と切っても切り離せないDO。
地中海とピレネー山脈が終わる場所に挟まれたこの地域は、2000年以上のワイン造りの歴史が明確に残る場所でもあり、農業が多く残り、美しい田園風景が広がっている。
「本当のアートは探さなくていい。生き方こそがアートなんだ。
自然と共に生きる、それこそがアートではないか」
ここに理想郷を見出し、2004年から住みついた夫妻がガイ&マリア夫妻。
イギリスで農業に従事してきたガイ、映画、写真、芸術など、海外を含めアートを追求したマリア。
大のワイン好きの2人は、どちらの故郷でもないこのエンポルダで理想郷を見出し、ぶどう畑と共に生きることを決意。
海から5kmほど内陸の森や丘に囲まれた静かな地を見つけ、2004年にぶどうを植え始めた。2007年に初ヴィンテージをリリース。
スペインの様々な産地でワインを造る注目の造り手、フレディ・トーレス氏をコンサルタントに迎え、自然なワイン造りを学び、よりナチュラルでリーズナブルなワイン造りにまい進!
ここからの成長が物凄かった!!
ギア・ペニン 2017で最高のコストパフォーマンスを持つ5つ星アイテムに評されるなど、あっという間に、注目の的となった!
<畑について>
2つの小さな区画で計8haの畑。
アザミ、マメ科の植物、キンセンカなど、畝間に7〜8種類の植物が自生している有機栽培。
一部ビオディナミも取り入れ、プレパラシオン、堆肥も自分たちの畑の横でつくっている。
山から吹き降ろしの強風 (時に120km/hにもなる!)
トラモンターナの影響を受けるのがこのエンポルダの特徴。
海に近い平野部:母岩の花崗岩+沖積土
山側の高標高部:痩せた粘板岩質、花崗岩質が風化した砂が表土を覆う
栽培品種は土着品種を中心に、
カリニェナ、ガルナッチャ・グリ、ガルナッチャ、
メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンなど。