デァ・グラーフ 2019
国:Germany (ドイツ)
地域:Mosel (モーゼル)
品種:Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
土壌:粘板岩
度数:12%
インポータコメント
ピースポルト・グラーフェンベルク地区とファルケンベルク地区にある樹齢30年のリースリング(粘板岩)を使用。
手摘みで収穫、選果後、95%のぶどうは、除梗破砕し、一晩スキンコンタクト。
5%のぶどうは、除梗破砕し、2週間スキンファーメント。
その後プレスし、古樽で14カ月間熟成、ステ ンレスタンクで5カ月間熟成。
ノンフィルターでボトリング。
デァ・グラーフとは伯爵という意味。
■生産者
Philip Lardot (フィリップ・ラルド)
本拠地:ドイツ・モーゼル
フィンランドで生まれ、オランダのアムステルダムで育ち、高校を卒業後、オランダの輸入元で働いていたフィリップラルド。
2013年のモーゼルでのぶどう収穫がきっかけで、モーゼルの世界で最も急勾配の斜面の畑や古木のリースリングに魅了され、モーゼル川のほとりの古い村プンデリッヒに引っ越し、彼の人生を左右させる風変わりな造り手ウルリッヒシュタインに出会う。
(2015年と2016年はフランスのアンリミラン、ベルナールボードリー、ベルトランジュセといったところで研修)
シュタインと出会ってからは、彼の畑やセラーで修行もかねて手伝いながら、 2017年に念願のフィリップラルドのワインとして、初リリースを果たす。
現在もシュタインの畑とワイナリーを手伝いながら自身のブランドをリリースしているが、シュタインから2~3年以内にすべてを引き継ぐ予定。
フィリップラルドは、モーゼルの真の可能性を見出している数少ない造り手の1人で、この斜面を丹念に整備し、ミネラリーで官能的なテロワールからゴージャスでサテンのようなテクスチャーのワインを生み出す将来性豊かで、非常に期待している若手の造り手。