パラドクス・ゲヴルツトラミネール・マセラシオン 2020
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Gewurztraminer (ゲヴルツトラミネール)
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:ビオディナミ
認証:デメター、ユーロリーフ
SO2:無添加
度数:14.5%
インポータコメント
50%は即圧搾、50%は除梗し12日間醸し実施。
フードルで熟成後、フィルター掛けずSO2も全く添加せずに瓶詰め。
美しいオレンジ掛かったバラ色の色調。
バラの花、オレンジマーマレードの様な果実香にハーブっぽさが重なり、豊かでとても魅力的な香り。
フレッシュな口当たりで、様々な香りが口中でハーモニーの様に広がる。
軽やかなタンニンがサラサラと感じられ、心地よい。
今飲んですでに素晴らしい味わいですが、熟成により更に発展するでしょう。
ゲヴュルツ・マセラシオンは、従来のオーピストからパラドクスというキュヴェ名に。
■生産者
ANDRE ROHRER (アンドレ・ロレール)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:ルードヴィック・ロレール
ストラスブールとコルマールの丁度中程に位置するミッテルベルグハイム村に所在する「ドメーヌ・アンドレ・ロレール」。
現在のオーナー醸造家アンドレは8代目で、そのお父さんは1960年代からすでに雑草とぶどうの樹とが共生した栽培を始め、1980年代には化学殺虫剤の使用もやめ、2001年にはアンドレが公式にもAB認定ビオ栽培です。
2016年からはビオディナミによるぶどう栽培を始めています。
アンドレは、純粋さと精緻さを兼ね備えたとても優れたワインを生み出していますが、特筆すべきはアンドレの息子ルードヴィックの存在。
ルードヴィックはアンドレが受け継ぎ発展させたテロワールがしっかりと詰まったぶどうから、自然な醸造方法により純粋さがそのまま表現された、とても体に優しい味わいのワインを造りだしています。