アンセストラル 2019
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cot (コー)(マルベック)
Gamay (ガメイ)
Gascon (ガスコン)
タイプ:Red ( 赤 )
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
父祖伝来の、という意味のアンセストラル。
比較的早いうちから楽しみやすいのは、品種がブレンドされているからか。
しかし単純ではなく、紫色の花が優雅に香り、洗練された豊かな果実味。
■生産者
Le Clos de la Bruyere (ル・クロ・ド・ラ・ブリュイエール)
本拠地:フランス・ロワール
作り手:ジュリアン・クルトワ
クロード・クルトワの息子、ジュリアン・クルトワが1998年、20歳の時に立ち上げたドメーヌ。
ジュリアンは幼少時から父と共に動物の世話をし、栽培・醸造を学び続けた。
所有する畑は、ソローニュ村でシレックスに富む粘土と、珪土土壌の5ha。
ガメ、ムニュ・ピノなどは1968年植樹の古木で、収量は周囲の生産者の畑の1/4にまで抑え、ムニュ・ピノの一部は4年以上熟成後にリリースするという頑固なまでの職人気質は、しっかりと父親ゆずり。
畑のほとんどが、自宅から半径300m以内にあり、極一部の離れた畑もわずか1kmほどの近さで、農作業の徹底、収穫直後のセラーへのブドウ搬入ともに理想的な環境を持つ。
ガメの一部は、ヴィーニュ・フランセーズ(アメリカ産台木に接ぎ木していない樹)。
醸造は、白の多くを全房でプレス、赤は除梗し木樽または樹脂製タンクで発酵。
熟成は全てブルゴーニュ・タイプの古樽で行う。
大原則として醸造、瓶詰めとも亜硫酸塩無添加。
年産わずか8,000本前後。