アンバー 2021
国:Portugal (ポルトガル)
地域:Tras os Montes (トラズ・オス・モンテス)
品種:Moscatel Galego (モスカテルグラウド)
Arinto (アリント)
タイプ:Orange (オレンジ)
度数:12%
インポータコメント
手摘み収穫。
モスカテルグラウドは、除梗し、オープンラガーに移し土着酵母で発酵。
約7日間のスキンコンタクト。
その後2時間の足踏み粉砕したアリントとブレンド。
優しくプレスし、古樽でマロラクティック発酵。
ボトリングの前に澱引きを行う。
ノンフィルター。
古い(4〜8年)フレンチオーク樽で6ヶ月の熟成。
フルーティー。
ピーチ、パッションフルーツ、オレンジの葉、スパイス。
ミディアムボディ、フレッシュでソフトなタンニン。
■生産者
Vinhos Aparte (ヴィニョス・アパート)
本拠地:ポルトガル・トラズ・オス・モンテス
彼らのワインを初めて飲んだのは、ポルトガルの青空の下。
彼らのワインが気になり会う約束をしたところ、ワインとグラスを掲げて現れた Guilerme。
そのまま近くの広場でテイスティングが始まり、私たちだけだったテイスティング会場は、面白そうなワインに興味を持った各国のワインショップのオーナーや、インポーター、同じくワインを造るワインメーカーたち が集まり、賑やかなテイスティングタイムとなった。
真摯な思いでワインを造る気持ちと、彼らのワインのエチケットのギャップに楽しい予感しかせず、今がある。
ワイン醸造学校に通う 3 人の友人達の論文プロジェクトとして始まった彼らのワイン造りは、ポルトガルで最もエキサイティングな自然派ワインのプロジェクトの一つとなった。
学校を卒業した後、彼らは古い倉庫をワイナリーにし、本格的にワイン造りを始める。
ラベルは地元のアーティスト達が手がける。
探究心があって、新鮮なパンクロックやグラフィティアーティス トの美学をワイン造りにも表している。
粘土石灰質土壌のトレシュべドラシュのカベサ ゴルダからはフェルナンピレス、アルヴァリーニョ、トウリガナショナル、カステラオン。
標高 450m のダオン地方、ネラスの Tazem(タゼム)では花崗岩土壌のブドウ畑からエンクルザード、ティンタピニェイラ(ルフェテ)やアルフロシェイロを。
標高 750m の花崗岩土壌のトラズ・ オス・モンテスからは、ティントカオンとバスタードをそれぞれ手作業で収穫し、天然酵母を使い、亜硫酸塩は瓶詰め時の時のみと、ワイン作りはごく自然的に行われる。