グロロ 2017
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Grolleau (グロロー)
タイプ:Red (赤)
SO2:無添加
度数:
インポータコメント
小さな黒果実のベリーやカルダモン、又黒鉛や軽い胡椒のニュアンスがとても香ばしい。心地よいフレッシュさと繊細でデリケートな口当たり。
新しい味わいを次から次へと引き出す、魅力的なワイン。
グラスファイバータンクで8~10日間のマセラシオンの後、8ヶ月熟成。
SO2無添加。
■生産者
LA FERME DU PLATEAU (ラ・フェルム・デュ・プラトー)
本拠地:フランス・ロワール
造り手のアドリアンはノルマンディー、アンヌはトゥレーヌ出身。
当時はヤギを買い、チーズを造る目的で2014年に現在のトゥーレーヌのリニー・ウッセに移り住んだ二人。
ヤギの飼育をする畑に付随するぶどう畑、5haでワインを造り始めた。
農協では質より量が求められるが、彼らはナチュラルに、自分たちが満足するものを自分たちの手で作りたいという意思で農業に従事しています。
AOCとしてはトゥレーヌのアゼイ・ル・リドーになりますが、ワインはVin de france、チーズもAOCは取っていません。
造り手として一番影響を受けたのは、マリー・ティボー、またワインを造り始めた時にはクロ・クリスタルにいたエリック・デュボワにアドバイスをもらったということです。
エリック・デュボワに通じる雰囲気は彼らのワインからもひしひしと感じます。
オフフレーバーは決してないですが、ワインから上がってくる、果実以外の要素。
ハーブ、スパイス、アーシーさ、アニマルな香り、野性味、土の温かさ。
古き良き時代のナチュラルワイン。
葡萄だけでなく、農業に従事していることが味わいからもわかりますし、植物動物が共存している畑がイメージされます。
フェルムドポールクスティック(ブルターニュ)、フェルム・サンマルタン(ローヌ)など、フェルム=農園という名前が付く蔵元の自然の豊かさが体現された豊かで個性的な味わい。