[2800] EL ROSADO DE PADILLA 2021 Casa Balaguer / エル・ロザード・デ・パディラ 2021 カーサ・バラゲール

3,500円(税込3,850円)

エル・ロザード・デ・パディラ 2021

  国:Spain (スペイン)
 地域:Valencia (ヴァレンシア)
 品種:Monastrell (モナストレル)
タイプ:Pink (ロゼ)
 栽培:ビオディナミ
 SO2:無添加
 度数:13%

インポータコメント
現存する最後のアンフォラ職人の1人である Juan Padilla ホアン・パディラ氏によって作られている為、敬意を表し、ワイン名とラベルで使用。

淡いピンク色。
フレッシュなラズベリー、プラム、ピンクグレープフルーツ、赤い花、紫蘇、少しのスパイスの香り。
フルーティーな 口当たりとフレッシュな酸味。
ドライかつ、滑らかなテクスチャー。
ワインだけでも楽しめますが、スパイスやハーブを効かせた料 理と相性が良く食事にも寄り添うワイン。


■生産者
Casa Balaguer (カーサ・バラゲール)
本拠地:スペイン・ヴァレンシア

葡萄畑やワイナリーの歴史は古く、カタルーニャ州・バラゲール村から仕事を求め移住した移民が立ち上げたのがきっかけで 1750 年に設立。
Casa Balaguer は、Casa=家、Balaguer=地名、バルゲールの家という意味を持っています。
ワイン造りは、65 年前よりオーガニック・ワイン造りを始め、現当主である”Andres Carul / アンドレス・カルル”と彼の妻 “Marta Ribera/マルタ・リベラ”が引き続き、3 代目となります。
元々、アンドレアスの家族は、何十年とアリカンテにてブドウの栽培やワイン造りに携わっており、アンドレアス自身も小さな頃、お祭りの時、こっそりワインを飲んだことや、祖父母や両親について。
剪定や収穫手入れなどに同行して、小さな頃からワインに対して強く興味を持っていました。
彼が 2008 年にボルドーを訪れ際、自然派ワインに出会い、テロワール、伝統、正直でピュアなワインに一気に魅了されました一方、彼の妻のマルタは本拠地であるビリューナの葡萄栽培の家族の中で育ちました。
生物学者の資格を持ち、情熱的な動物愛好家であるマルタは、動物と同じように植物にも大きな愛情を持っています。
彼女は 2004 年にバレンシア大学でワイン学の研究を修了し、色々なワイナリーの研修で様々な経験をする中、アンドレアスと出会い、同時に自然派ワインの世界にも恋して惹かれていきました。
そうした中、彼らが受け継いだワイナリーは、初代からの哲学で、ワイナリーへの人的介入を可能な限り少なくして、高品質のワインを生産することを目的としてきました。
そして 20 世紀後半、スペイン・ ナチュラルワインでの伝説的人物 “Rafa Bernab / ラファ・ベルナベ氏が中心となり、畑とワイン造りは守られてきましたが、彼が病にかかった際、 国際的に彼の畑を買収の話が多く出る中、ラファ氏は、3 年間ともに働いたことがあるアンドレアスに、彼の情熱と経験に託し、彼らにワイナリーを引き継ぎことへ決意しました。
引き継いだ畑は、所有するトータル面積 58 ヘクタール。
その内、彼らは現在 20 ヘクタールをビオディナミ農法に転換を終え、そして、そこから、畑や醸造過程で亜硫酸など添加物を一切使わないワインを生産するまでに進みました。

彼らの引き継いだ畑は山側ノエリア“Villena / ビリューナ”と海側のエリア“La Mata/ラ・マタ”と2つに分かれます。
山側のビリューナは海から50キロ離れたアリカンテ内陸部にあり、カーサ・バラゲールの本拠地。
樹齢 30〜80 年で面積 40 ヘクタール。
標高 650 ~750 メートルで、石灰質土壌で地中海の影響を受けた大陸性気候となり、モナストレル、シラー、アリカンテ・ブーシェなどが育っています。
また海側のラ・マタは、自然公園内にある 18 ヘクタールのユニークな葡萄畑、また海抜ゼロメートルの温帯気候で、海からの影響で塩分の特徴が砂質土壌。マルヴァシアとモスカテル、マエルセゲラなどが育てられています。
畑とワイナリーに大きな歴史的背景があり、テロワール、伝統を守り、そして、彼らの新しい意思や哲学を交え、人的介入を押さえ、昔ながら古くも 新しい自然な作りのワインを目的とし、ビオディナミ農業の厳格な原則の下で生産される最高品質の葡萄作りを最優先として、アンドレアスとマル タはともに、畑、醸造において、妥協無く、細心の注意を払い、理想とするワインとまたその持続可能な葡萄栽培、また健康的なワインを心がけてワイン造りに日々、取り組んでいます。

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