[3120] Chachacha 2021 BODEGAS Pigar / チャチャチャ 2021 ボデガス・ピガー

3,900円(税込4,290円)

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チャチャチャ 2020

やや不安なため、当日飲み切りを。

  国:Spain (スペイン)
 地域:Valencia (ヴァレンシア)
 品種:Chardonnay (シャルドネ)
タイプ:Orange (オレンジ)
 栽培:オーガニック
 SO2:無添加
 度数:12.5%

インポータコメント
ブラック・シャルドネ法:ブルゴーニュの古い伝統的なワインの造り方で、葡萄を強くプレスすることで成分を抽出し、シャルドネの旨味や熟成ポテンシャルを引き出す方法。
プレスの際、空気を含み、色が黒くなるため、その名前が付きました。
色は醸造の過程で普段のシャルドネの色に戻ります。
その影響で酸化の影響を受けにくくなります。

ラベルのタンポポは、畑でよく育っている為、ラベルに使用。
薄濁りのある淡いイエロー。
グレーフルーツ、アプリコット、ハーブ、少しの火打ち石のアロマ。
穏やかな酸と心地よいミネラル。
程よいボリュームと旨味も感じられます。


■生産者
BODEGAS Pigar (ボデガス・ピガー)
本拠地:スペイン・ヴァレンシア

BODEGAS Pigar / ボデガス・ピガーは、1952年に、現当主 Juan Piqueras / ホアン・ピケラスの祖父が、ガルシア家と協力し、葡萄の栽培に取り掛かったのが始まりです。
ピケラス家とガルシア家、二つの家族の名前を合わせてピガーと命名しました。
バレンシアはスペイン最大の港であり、スペイン第 3 の大きな都市になりますが、ワイン造りを見ると“バルクワイン”が主流の地域となる為、加工された安価な赤ワインと白ワインが集まる地域でもあります。
そういった大手ワイナリーが多く生存する地域で、彼らは祖父の世代から、主にカヴァに使われる葡萄を栽培してきました。
ホアンは、当時、同じバレンシアにあるトラディショナルなワイナリーBodega Manzaneque / ボデガ・マンサネ ケでワインメーカーとして働いていましたが、そこでの任期を終え、家族のワイナリーに集中することを決めました。
大きなワイナリーが多く存在するこの土地で、ホアンとパートナーである Susana Lopez / スサナ・ロペスは 2014 年に村へ戻った際、彼らが所有する単一畑の可能性に気付きました。
また、樹齢 65~110 年の古く、放置された葡萄畑と、忘れかけられている従来の葡萄品種の復活を目標 にかかげました。
そして、その土地によくある従来型のワインとは違い、独自の個性と先祖代々の知識と経験、持続可能性に基づいて、職人のこだわりを持ち、伝統、自然、家族を重んじて、その土地の可能性を信じ、夢を持って、彼らの代から新しいワイン造りに取り掛かりました。
2014 年 からプロジェクトは進められ、2016 年がワイン造りの最初の年となります。
彼らの畑は、現在8ヘクタール。除草剤や殺虫剤は勿論、科学的なものは一切使わず、オーガニックの認証は取っていませんが、太陽暦に基づいた独自のオーガニック農法で葡萄を栽培し、持続可能な畑の環境づくりを心掛けています。
畑の周りには、主にマメ科の植物を植え、天候に耐 えられるようにその植物で葡萄の木を覆い、自然のサイクルを意識して一緒に栽培しています。
栽培されている品種は、ロイヤル、タルダナ、トル トシ、ボバルなど、昔からその土地で栽培されている土着品種が中心で、品種を絶やさず持続できるように栽培を行っています。
また国際品種で あるシャルドネも植えられています。
彼らのワインの本質は、野生酵母を使用し、濾過や清澄を行わず、品種の特徴を失うことなく、葡萄だけを生かしたワイン造りです。
人的介入を極力抑え、どの工程でも亜硫酸を一切使用せず、自然のままワイン造りを行っています。
発酵や熟成に使う容器については、古来の尊重を込め て伝統的なアンフォラを使用、その他に、ステンレス、セメントタンクや古いフレンチオーク樽も使用しています。
ワインを生産しているのは自宅住 居の裏庭と地下にあるセラーで、そこで生産されるワインは全部で10000本にも満たない本数となるため、本当に小さなガレージワイナリーとなっています。
個性のあるラベルは、スサナ自身が手書きで描いた水彩画です。
ワインのイメージ、そしてより自然と調和できる感覚で、ラベルの絵を描き、愛情を注いでいます。
彼らは、その環境下で、古木の葡萄と独自のテロワールを最大限表現し、また歴史、家族、伝統を守り続けるため、終わりなき夢に向かって、日々ワイン造りに取り組んでいます。

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