モンカイユ 2017
国:France (フランス)
地域:Beaujolais (ボジョレー)
品種:Gamay (ガメイ)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
ラ・プティット・オゼイユの樹齢60年を超える古木の葡萄のみを使用。
オレンジがかったやや淡いガーネット色。
苺やフランボワーズなどのドライフルーツ、グレナデンを想わせる赤い果実の香りに、ポプリ、お香、ドライハーブ、オールスパイス、土、インクなど華やかさや深みを感じさせる香りが絶妙に溶け込み、エレガントで魅惑的な香りを放ちます。
透明感のある赤い果実の果汁のような瑞々しさと充実感のある果実味が絡み合い、清らかな飲み心地で馴染むように広がります。
無垢で愛らしい果実の風味にお香やドライフラワー、スパイスなどの風味が少しづつ重なり、クレッシェンドのように大きく膨らみ、深い奥行きが感じられます。
澄んだ赤い果実の風味と熟成由来の旨味や複雑性が解け、たおやかな雰囲気で気品に満ちた魅力溢れる仕上がりです。
■生産者
Michel Guignier (ミッシェル・ギニエ)
本拠地:フランス・ボジョレー
フルーリーから北西方面にあるヴォールナール村で、1954年に父と二人で創業した。
当時から有機栽培に取り組み、その後クリスチャン デュクリューの影響を受けてビオディナミへ転向。
2007年にdemeter(デメテール)の認証を取得した。
現在は、可能な区画は全て馬で耕作している。
ミッシェルは、品質の高いワインを造るための大切な要素がブドウ栽培にあると考え、当初は総面積17haから始めた畑を7haに大幅縮小、他の生産者が使う農薬や除草剤などの影響を避けるため、残りの土地は全て牧草地に変えた。
醸造は全てセミ マセラシオンカルボニック、一貫して亜硫酸無添加、フィルターも清澄作業もしていない。
そのためか、新しいエチケットには「Vin Pur Jus」(果汁100%のワイン)と印字してされている。