ブリュタル!!!ブラン 2022
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Terret Bourret (テレ・ブーレ) 60%
Picpoul (ピクプール) 30%
Grenache Gris (グルナッシュ・グリ) 10%
タイプ:White (白)
SO2:無添加
度数:10%
インポータコメント
モンペリエ南西約50km、マルセイヤンの粘土石灰質土壌。
テレ・ブーレ60%、ピクプール30%、グルナッシュ・グリ10%。
収量は28hl/ha。
テレとピクプールはダイレクトプレス、グルナッシュは除梗し26日間のマセラシオン。
キューヴ・ド・グレ(アンフォラタンク)で5ヶ月間熟成。
柑橘系果物、エキゾチックなフルーツ、甘いスパイスの香り。
口に含むとミネラル豊富で非常に奧深い味わい。
ミネラル由来の緊張感漂う液体、長い余韻、クランベリーと柑橘の風味・・。
生産本数2,500本。
コンセプトワイン「ブリュタル」。
このワインは、瓶詰め時に亜硫酸を使用することをよしとしない様々な生産者が、自分たちの「攻めた」ワインに共通のキュヴェ名をつけて、各自でリリースするコンセプトワイン。
ブリュタルには「残忍な」「粗暴な」という意味があり、と同時にカタラン語(このコンセプの発起人にスペインやルーションの生産者が含まれるため)のスラングで「素晴らしい!」という意味もあるダブルミーニング。
既存のワインの権威に対してのアンチテーゼとして死神が鎌を振るうデザインのエチケット(ラベル)が定番で使用されます。
■生産者
LA SORGA (ラ・ソルガ)
本拠地:フランス・ラングドック
作り手:アントニー・トルテュル
世界ベスト・レストランランキングで偉業の3 連覇を成し遂げたコペンハーゲンの「noma」が唯一オンリストするラングドックの白ワインは3アイテム、その全てがのLa Sorga (ソルガ)です。
パリでもヴェル・ヴォーレや、アガペ、バラタン、シャポー・ムロン、カーヴ・デュ・ロワ、クシュリアンヌからも熱い支持を得ています。
アントニー・トルテュルは元々科学を専攻し、ワインとは無縁の生活を送っていました。
2001年の科学肥料会社の爆破事件を機に科学の限界を感じ、自然を尊重する考えへ転向。
南仏のいくつかのドメーヌで修行をし、醸造に関するプロフェッショナルな知識を得て、25歳の時にネゴシアンとして自身のワイナリーをスタートさせました。
自ら足を運び、厳選した15件の有機栽培農家から葡萄を(シャトー・ヌフ・デュ・パープやサンシニアン、ピック・サン・ルー、フォジェール、アルディッシュなどから)広く買い付けています。
植えられている木は樹齢40年〜110年の非常に古い樹齢ばかり。
造られるキュヴェは29アイテム。
各畑の収量も少なく、ほとんどが少量生産。
彼の醸造哲学はオーセンティックなワイン、自然なワイン造りです。
無農薬、有機栽培の葡萄のみ、亜硫酸不添加もしくはほぼ不添加で醸造し、科学物質は皆無です。