Rosenberg 2020 Racines Rebelles / ローゼンベルグ 2020 ラシーヌ・レベル

7,900円(税込8,690円)

ローゼンベルグ 2020

  国:Germany (ドイツ)
 地域:Mosel (モーゼル)
 品種:Riesling (リースリング)
タイプ:White (白)
 度数:11%

インポータコメント
手摘みで収穫後、全房プレス。
その後、ステンレスタンクで自然発酵。
8 ヶ月シュールリーの後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。

2021年は極端に収量が落ち、ほぼワインが生産ができなかったビンテージになりました。
そこで、カーヤがまだ熟成させていたリースリング・ローゼンベルグの2020年の在庫300本を全て分けてもらうことができました!
エネルギーに溢れ、若い段階では人を寄せ付けないほどのパワーを発するワインですが、そこには女性的な柔らかさもあります。


■生産者
Racines Rebelles (ラシーヌ・レベル)
本拠地:ドイツ・モーゼル

エストニア出身のカーヤは、長らくソムリエールとして働いていましたが、ワインに対する想いは強くなるばかりで、 やがて自らの手でワインを造る決断をします。

2015年にルクセンブルグのワイナリーで収穫を手伝う機会があったカーヤは、ルクセン ブルグが気に入り、最終的にモーゼル川に近いシャトー・ポケで5年間研修をします。
2020年に、モーゼル川沿いの急勾配の畑で自らワインを造ってもいいというオファーを もらい、シャトー・ポケの醸造設備を借りて念願のファーストビンテージを造ることができました。
ラシーヌ・レベル(フランス語で反抗的な根っこの意)という名前は、醸造学校も出ず、 ワイナリー家系でもないカーヤのバックグラウンドと、化学農薬・肥料に頼らず、自らの力で健全なブドウを実らせるブドウ樹に由来しています。
このインパクトのある名前と、 若い段階では近寄り難いほどのエネルギーを発しているワインには、ワイン造りに対す るカーヤの強い想いが表れていると言えます。

グレーヴェンマハーはルクセンブルグ側に位置するものの、ドイツのオーバーモーゼルと同じ土壌構成で、下部・ 中部モーゼルのスレート土壌とは異なる貝殻石灰岩が見ら れます。
そのため、下部・中部モーゼルのワインより柔らかみが出ます。
すぐ近くに住むヨーナス・ドスタート同様 に、カーヤもエルプリングをはじめ、この地の在来種に フォーカスし、ヴァイスブルグンダーやリースリングを栽培しています。
生産国はルクセンブルグですが、彼女のワインはモーゼルのワインであり、何故オー バーモーゼルがこれまで全く注目されてこなかったのか疑問になるほど密度が高く、ス ケールの大きなワインを造ります。
あまり多くを語らないカーヤですが、ワインについて話すカーヤはとても真剣で、ブレを感じさせない集中力があります。
同時に母親でも彼 女からは優しさも滲み出ており、まさに彼女のパーソナリティが反映されているワイン だと感じさせます。

カテゴリーから探す