ビー・ボップ・ア・ローラ 2023
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Syrah (シラー) 90%
Grenache (グルナッシュ) 10%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
度数:10%
インポータコメント
2023年に孫のローラが誕生したことを記念して名付けたワイン。
全房で4日間マセラシオン。
フリーランジュースを使用して、コンクリートタンクで3ヶ月間発酵と熟成。
仄かに紫がかったやや淡い赤色。
熟したブルーベリーやブラックベリーなど黒系果実の豊かな果実香に、紫の花々や紅茶の華やぎのある香り、白胡椒の爽やかな印象が加わり、かぐわしい香りが漂います。
朝露に濡れた摘みたての果実の果汁を想わせる瑞々しいライトタッチで、ザクロやブルーベリーなどの小気味良い酸が熟した果実の甘やかな風味にメリハリを与え、明るい果実味が弾むように広がります。
可憐な果実の風味に紅茶や花々の華麗な香り、白胡椒やカルダモンの清涼感のあるスパイスのニュアンスが溶け込み、口中に長く留まります。
ウキウキと喜びに満ちたイメージが湧き上がる溌剌とした仕上がりです。
■生産者
Les Vigneaux (レ・ヴィニョー)
本拠地:フランス・ローヌ
アルデッシュの南 Valvignere ヴァルヴィニェール村で三世代続くワインの造り手。
現在は、クリストフとエレーヌの2人がワインを造っています。
2001年からビオロジック、2009年からビオディナミに移行して、土地の力を最大限に生かしています。
畑を案内してくれるときに鍬をもってきて土を掘り起こし、土の違いが葡萄の違いに、そしてワインの違いになることを熱心に教えてくれます。
ここ数年、ジェラルド・ウストリック(ル・マゼル)やジル・アゾーニなどが中心となって他の造り手を感化し、ヴァルヴィニエール周辺では沢山の若手が自然派ワインを造り始めています。
そんな激戦区でありながら、ヴィニョーはとても注目されています。
彼らを一躍有名にしたのはピノノワール。
南のピノノワールと聞くと大味を想像しがちですが、その果実味のフレッシュさ、繊細さに皆が驚きフランスで一気に評価を高めました。
その他の品種のワインもとても高いレベルで安定しています。
自然派ワインのファンはもちろん、そうでない方も誰もが安心して楽しめる貴重なワインの造り手です。