ルピヨン 2019
国:France (フランス)
地域:Provence (プロヴァンス)
品種:Syrah (シラー)
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土石灰
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
キュヴェ名のルピヨンは軽い居眠りを意味します。
泥土・砂・石灰土壌に育つシ ラーを 8 月末に収穫し、全房で 7 日間マセラシオンカルボニック後、グラスファイバータンクで 8 ヶ月発酵・熟成しました。
淡いルビー色、おとなしい香り立ちでフランボワーズやブルーベリー、わずかに土の香りを感じます。
摘みたてイチゴの果実味と酸味がアタックにあり、少しずつ拡がり深みをみせてくれます。
■生産者
Alexandre Dalet (アレクサンドル・ダレ)
本拠地:フランス・プロヴァンス
ワイン生産を始める前は免疫学の研究者で、ワインの勉強は特にしておりませんでした。
ナチュラルワインに興味を持ち、5年間もの有給休暇を使ってルーションのDomaine du bout du monde(ドメーヌ・デュ・ブ・デュ・モンド)やジュラのdomaine Ganevat(ドメーヌ・ガヌヴァ)で仕事をして栽培と醸造を学びます。
2015年にはルーションのDomaine du Possible(ドメーヌ・デュ・ポッシブル)で初めてle Gringalet(ル・グランガレ)という自分のキュヴェをつくりました。
ドメーヌ・デュ・ポッシブルで初めて醸造の経験をした後、2016年リュベロン地方のルールマラン村近くに落ち着き、自分のワイン生産を始めました。
リュベロン地方は、一般的にプロヴァンス地方の中にあるリュベロン地方自然公園あたりを指し、アヴィニョンの東一帯、エクサン・プロヴァンスの北一帯に位置します。
山々に囲まれた自然豊かな村が点在し、プロヴァンス地方特有の温暖な気候に加え、段状の丘に集落が建つ「鷲の巣村」を特徴としています。
フランスの美しい村にも常に上位に選ばれている美しい風景が見られます。
この地で2016年から醸造を始めます。
醸造スペースはたったの25平方メートル、生産量は2、3のキュベで合計10HL、近所からの買いブドウだけで作りました。
ここが彼の独立の原点です。