ソヴァージュ 2022
国:France (フランス)
地域:Coteaux du Lyonnais (コトー・デュ・リヨネ)
品種:Gamay a jus blanc (ガメィ・アジュ・ブラン)
Gamay a jus Rouge (ガメィ・アジュ・ルージュ)主体
赤白約 20 種類のフィールドブレンド
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
ドメーヌの自宅の裏手に広がるガメィを主体として様々な品種が混植されている樹齢 93 年の区画から生まれるドメーヌのフラッグシップキュヴェ。
ミディアムのルビーレッドの色合い。
イチジクやレッドプラム、梨の赤ワイン煮を思わせる香り。
とてもエレガントで、酸のある口中には梅や酸味のあるブルーベリーのノートが感じられる。
フィニッシュもエレガントでジューシーで、ピンクグレープフルーツのニュアンスが余韻に残る。
■生産者
Baptiste Nayrand (バティスト・ナイラン)
本拠地:フランス・コトー・デュ・リヨネ
1981 年生まれの Baptiste Nayrand バティスト・ナイランは学業を修めた後、化学関係のマーケティング・アナリストをしていました。
元々自然が好きだったため、自然にナチュラルワインを飲むようになりましたが、ある時、ピエール・オヴェルノワとマルセル・ラピエール、ジュリアン・ギィヨのワインに強い感銘を受け、自分もヴィニュロンになることを決意。
それまでの仕事を辞め、30歳でボーヌの醸造学校に入学。
その後、ジュリアン・ギィヨ(ドメーヌ・デ・ヴィー ニュ・デュ・メイネ)とミシェル・ギニエの下で研鑽しました。
そして、2014 年に生まれ故郷であるリヨン近隣のコトー・デュ・リヨネの Millery ミルリーで 1 ヘクタールの古木のガメィの畑を借りて、ドメーヌを設立しました。
初ヴィンテージは 2015 ヴィンテージで、僅か 3000 本の生産量からスタートしました。
コトー・デュ・リヨネは、ボジョレー南部とローヌ北部をつなぐ、起伏のある丘陵地帯のワイン産地です。
ドメーヌの現在の栽培面積は 8.37 ヘクタールで、ガメィ、 シャルドネ、アリゴテ、シュナンを栽培しています。
また、リヨンの南西の Coteaux du Gier コト ー・デュ・ジェール地区にピノ・ノワールを植樹して栽培を始めました。
植樹したブドウ木は全てフランスで最上のビオディナミの苗木家と言われている Lilian Berillon リリアン・ベリロンの下でマッサル・セレクションした苗木です。
品種毎の栽培面積は、ガメィ 5.67ha、シャルドネ 1.19ha、アリゴテ 0.53ha、ピノ・ノワール 0.39ha、シュナン 0.59ha。
畑はすべてフェルマージュ契約で借りている畑です。