リースリング・ナチュール 2023
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Riesling (リースリング)
栽培:ビオディナミ
タイプ:White (白)
SO2:無添加
度数:12.3%
インポータコメント
【収穫年の天候や気候】
2023年は雨がほとんど降らず、7月から収穫まで乾燥した日が続いた。
水分ストレスが過度にかかったエリアは光合成が途中でとまってしまい、糖度があがらず酸度だけがさがっていく好ましくない状況が続く中、保水性と排水性のバランスに優れた畑を多く所有するHEBINGERは被害がすくなく、収穫も理想的なタイミングで積む事ができた。
【生産者コメント】
上品で穏やかな還元と、伸びやかで丸味のあるリースリング。
カジュアルながら生産者の造りたい意図や葡萄の質のよさが綺麗に表現されでいる。
【熟成方法と期間】
ステンレス6ヵ月
■生産者
Famille Hebinger (ファミーユ・エバンジュ)
本拠地:フランス・アルザス
Famille Hebingerはアルザスの中心にあるエギスハイム村に拠点をおく。葡萄栽培だけでなく、家畜や多くの野菜を育て生計をたてていたが、現当主のドゥニの大祖父のLeonと祖父である。
Jean-Victorにより1946年にワイン造りに特化したドメーヌを設立した。
1984年にドゥニの父であるChristianが隣村の葡萄栽培農家の娘と結婚し、Sommerberg、Hengst、Pfersigberg、Eichbergの4つのグランクリュを含む13.5haまで畑が増えた。
ブルゴーニュでの修業を終えたドゥニが2015年にドメーヌに戻り、2018年より本格的に自身のワインをリリースしはじめた。
ドゥニが所有する畑のほとんどは粘土と石灰質からなり、得にピノ・ノワールの評価が毎年のようにあがっている。
ブルーノ・シュレールのシャンデオワゾと同じ畑を所有し、その他に新たにグランクリュ・ピノノワールを表記する事が可能になったHengstなどピノ・ノワールに特化した区画を多く所有している。
近年は基本的には亜流酸は無添加、必要な時のみ最低限の使用。
フィルターの使用をやめるなどナチュラルなワイン造りを実践している。ドゥニは言葉数はすくないなが、徹底した貴重面な仕事ぶりから品質とテロワールへの情熱を強く感じる。
そんな彼から生み出されるワインはエレガントでガストロノミック、グランヴァンを志すエスプリが溢れている。