LAB - ビアンコニーリョ 2022
他店舗でも販売中の為、完売の場合もございます。
その際は、ご了承ください。
国:Italy (イタリア)
地域:Veneto (ヴェネト)
品種:Trebbiano (トレッビアーノ) 50%(ヴェネト産)
Verdicchio (ヴェルディッキオ) 50%(マルケ産)
タイプ:White (白)
度数:12.5%
インポータコメント
LABガイドライン「LAB02」カテゴリのキュヴェ。
ヴェネト州の自社畑で栽培されたトレッビアーノ 50%とマルケ州アンコーナ産のヴェルディッキオ 50%を使用した白ワイン。
トレッビアーノは凝灰岩質、ヴェルディッキオは泥灰土を含んだ海洋性砂質石灰岩の土壌でそれぞれ樹齢30年。
このワインは、それぞれのローカルテロワールを再解釈したもので、ヴェエト州のテヌータ・ラルモニアの自社畑で栽培されたトレッビアーノと、マルケ州アンコーナのスタッフォーロにある提携ワイナリーから調達したヴェルディッキオから造られている。
トレッビアーノは早めに収穫し、乾燥ボックスで2週間乾燥させた後、プレスして大樽で発酵。
ヴェルディッキオは除梗後にダイレクトプレスして自然発酵。
中程度の熟成度で酸味のあるワインに仕上がる。
両ワインの発酵が終わると、スラヴォニア産の大樽でブレンドし、6ヶ月間熟成。
フレッシュで程良い酸と果実味を感じる白ワインで、魚介類(カルパッチョ)やオリーブオイルを使った料理にマッチします。
適温8-10度ぐらい。
※BIANCONIGLIO = 白うさぎ
LAB PROJECT
EASYプロジェクトに続く、3rdプロジェクト「LAB」は実験的な発想から生まれ、ユニークで再現不可能なワインを少量ロット生産するというチャレンジングなアイディアから生まれたプロジェクトです。
「LAB」のワインは、上記の5つのガイドラインのカテゴリ毎に従って生産され、ぶどうは他の生産者とのコラボレーションしたものや自社畑で栽培されたものを使用しています。
これまでの既成概念に左右されないアンドレア自身の個人的なスタイルに、他の生産者との「コラボレーション」やスキルや伝統の「シェアリング」、「テロワール間の関係性」などからワインのコンセプトを見い出し、さまざまな地域や葡萄品種のビジョンや解釈を独自に表現したものとなります。
【FIVE GUIDELINES OF LAB / LABの5つのガイドライン】
LAB01: METODO CLASSICO FROM NON-CLASSIC GRAPES
イタリアの泡の概念を捻じ曲げたいという願望から生まれ、適していない地域、適していないブドウ品種という固定観念を打ち破る。
LAB02:AUTHOR'S FAKES
有名な地域(例:ソアヴェなど)の解釈。伝統の情報にとらわれず、LABの実験的な哲学を反映させながら、異なる結果を求める。
LAB03:REITERATIONS OF THE TERRITORY
ヴェネト州・ヴィチェンツァ地区の品種に別の顔を持たせるために、別のビジョンと異なるスタイルによるワイン造り。
LAB04:WINES WITH 4 HANDS
ワイン生産者同士の技術交換を積極的に行い、チームを組むことで互いの成長を助ける。
ボトルの中のワインは決して終点ではなく、むしろ出発点なのだ。
LAB05:WHITE AND RED GRAPES
白ブドウと赤ブドウの組合わせは、ルールに反し、失われた古い伝統を取り戻し、同時に革新をもたらす。
■生産者
Tenuta l'Armonia (テヌータ・ラルモニア)
本拠地:イタリア・ヴェネト
2010年にイタリア・ヴェネトで設立されたテヌータ・ラルモニア。
ヴィチェンツァの火山性テロワールの普及に力を注ぎ、「飲みやすさと楽しさ」を追求した、生き生きとした表情豊かなワインの創造と研究を行っています。
当主のアンドレア・ペンディンは、ビオディナミを取り入れた葡萄栽培だけではなく、自然農法による有機野菜や小麦の栽培やオリーブオイルなど、食文化とワインの調和にも取り組みワイン造りを行っています。
アンドレアは料理人を目指していたこともあり、料理にも精通しており、ワイナリー敷地内にキッチンも併設されています。
国内外のワイナリーとのコラボレーションや若手造り手へ葡萄の提供など、さまざまなプロジェクトにも積極的に参加し、「飲みやすさと楽しさ」をまさに実践しています。
2ndラインとなる「EASY」プロジェクトは、PIWIハイブリッドグレープをベースに手をかけずにほぼ野生状態で育った葡萄で「飲みやすさと楽しさ」を追求したワインプロジェクトです。