アン・ノワール・エ・ブラン 2024
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Pinot noir (ピノ・ノワール) 92%
Riesling (リースリング) 8%
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ
SO2:瓶詰め時に必要最小限
度数:12.5%
インポータコメント
ブラン・ド・ノワールに仕立てたピノ・ノワールにリースリングをブレンドしたキュヴェ。
早朝に手摘みして収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。
ピノ・ノワールはダイレクト・プレスして、リースリングは一晩スキンコンタクトを行ってから圧搾し、品種毎別々に野生酵母のみでステンレスタンクでアルコール発酵。
酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。
発酵終了後、リースリングはバリック(古樽)に移し、マロラクティック発酵と熟成。瓶詰め前に2品種をブレンドし、無清澄・無濾過で瓶詰め。
SO2は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。
2024年の収穫日はピノ・ノワールが9月11日、リースリングが9月23日。
2025年8月時点でのSO2トータルは17mg/l。
アルコール度数12.5度。
総生産量は約8,000本。
■生産者
Domaine de Clovallon (ドメーヌ・ド・クロヴァロン)
本拠地:フランス・ラングドック
造り手:カトリーヌ・ロック
ドメーヌ・クロヴァロンは、カトリーヌ・ロックによって南仏に創設された小さなドメーヌです。
建築家をしていたカトリーヌは、1985年にラングドックのAOCフォジェールの北隣の村Bedarieuxベタリューに畑付きの自宅を購入。
独学でブドウ栽培とワイン造りに乗り出しました。
ドメーヌの畑は標高250〜400メートルの高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマで、畑は北向きの緩やかな斜面に位置していました。
このため、ドメーヌの畑には南仏の品種よりも、冷涼は気候の品種が向くと直感したカトリーヌは、ピノ・ノワール、シャルドネ、ヴィオニエ、リースリングなどを植樹していきました。
特に、ピノ・ノワールは1989年にカトリーヌ・ロックがラングドックで初めてピノ・ノワールを植樹して栽培を始めました。
クロヴァロンでは設立当初よりビオロジックを実践し、その後、完全なビオディナミへと移行。
現在は全ての畑でデメテールの認証を受けています。