パルピット・アン・プゥ・コンム・アン・クゥール・ソヴァージュ 2017 (500ml)
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール) 70%
Gewurztraminer (ゲヴェルツトラミネール) 30%
タイプ:White (白)、酸化熟成
度数:13.75%
その他:500ml
インポータコメント
2品種一緒にダイレクトプレス。
ファイバータンクで6ヶ月間の発酵。
その後、300Lの樽で5年間の酸化熟成。
2023年5月瓶詰め。
濃い黄色。
りんごのコンフィチュールを想わせるほんのりと甘やかな香りに、ビターカカオ、若草やフレッシュハーブ、フュメ香が重なります。
揮発酸によるわずかな刺激はあるものの、全体の調和を損なうことはなく突出した印象は受けません。
アタックに感じられるゲヴェルツトラミネール由来の優しい甘やかさやと、ほどよくアロマティックな風味が舌先に留まり、冷涼感のあるタッチで軽やかに広がります。
酸化由来の旨みが溶け込む果実味に、ビターなニュアンスが落ち着きや深みを与えます。
さらに清涼感のあるハーブや張りのある果実由来の酸が抑揚をつけ、味わいを引き締めます。
アフターにかけて本枯節のような風味が現れ、旨みと複雑性に富んだ余韻が長く残ります。
■生産者
Anders Frederik Steen (アンダース・フレデリック・スティーン)
本拠地:フランス・ローヌ
これまで、Foxy Foxy Nature Wild Lifeのドメーヌ名としてご案内しておりましたが、2016年ヴィンテージよりアンダース・フレデリック・スティーン個人の名前でリリースすることになりました。
Foxy Foxy Nature Wild Lifeを立ち上げたジャンマルク・ブリニョとアンダース・フレデリック・スティーンは、2015年の醸造を最期にそれぞれが違う道を歩むことになりました。
目指すワインのスタイルや価格帯などが微妙に異なり、考えの差を埋めることが難しいとお互いが判断したためです。
ジャンマルクは安い価格帯で多くの方々にとって親しみ易いものから、コアなファンが求める個性的なハイエンドモデルまでをいくつか造ることを提案していたのに対して、アンダースの考えは中間の価格帯で多くの人から受け入れられる、使い易いスタイルのワインを主体とすることでした。
アンダースは、「ジャンマルクは良い友人であり、ワイン造りについて沢山のことを教えてくれた恩人でもある。彼に対しては感謝の念に堪えない。」と述べています。