クオールディレオーネ 2013
国:Italy (イタリア)
地域:Toscana (トスカーナ)
品種:Sangiovese (サンジョヴェーゼ) 60%
Syrah (シラー) 30%
Chiliegiolo (チリエジョーロ) 10%
タイプ:Red (赤)
土壌:貝化石を含んだ黄土
栽培:ビオロジック
醸造:サンジョヴェーゼ、シラー、 チリエジョーロをステンレスタンクで15日間発酵後セメントタンクでマロラクティック発酵を経て12 ヶ月熟成。
認証:ビオアグリチェルト
SO2:57mg/l
度数:13.5%
インポータコメント
明るいルビーの外観からバニラやアニス、カルダモンの香りを感じます。
滑らかな口当たり、上質のタンニンと濃いめのエキスが中核を成し、控えめな酸と心地の良いタンニンがアフターへと流れます。
■生産者
La Mercareccia (ラ・メルカレッチャ)
本拠地:イタリア・トスカーナ
造り手:ファブリツィオ・ザンフィ
2008年から始めたスーパー・ワイナリー「ラ・メルカッレッチャ」のオーナーFabriozio Zanfi(ファブリツィオ・ザンフィ)の自宅兼畑は、フィレンツェから西へ車で約1時間半、遠くにティレニア海を臨む地中海の太陽が燦々と降り注ぐ標高180mの小高い丘の上にあります。
自宅を取り巻くブドウ畑、そしてエントランスから庭に至るまで、まるでリゾートホテル、すべてに統一感があり整然としたセンスの良さはさすが元デザイナーです。
サイクリストでもありヨットマン、スタイルが良く実年齢より若く見え、ファッションセンスも抜群。
元々芸術家で、ボローニャの大学では美術学部を卒業し、グラフィックデザイナーとして成功したリタイア組みで、日本にもヒラタタイルさんの仕事で来日したほど国際的に活躍しておりました。
本来なら彼はリタイアして悠々自適というのが普通でしょう。
でも彼は夢であった自らのワイン造りを60歳を目前に始めたのです。
現役でグラフィックデザイナーの事務所を構えていた1999年にこの土地を買い、2003年にブドウを植え、2008年に初リリース。
8歳の時にお父様がこっそり自分用のワインを造っているのを見て、自分もいつか造ってみたいと思っていたのです。
「何かをゼロから始めて育てる、造り上げることが好き。ワイン造りもデザインも同じだ!」と彼は言います。
強過ぎないシンプルで飲みやすいワインを造り続けることを目指してします。
ラベルの○については、「一つの線が最後に閉じるからいいんだ」。
※「メルカレッチャ」は地名で、牛とかの家畜にマークをつけるところ、という意味。