アストロ・バニー 2018

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:South Australia (サウスオーストラリア)
 品種:Vermentino (ヴェルメンティーノ)
    Nero d'Avola (ネロ・ダヴォラ)
    Zibbibo (ジビッボ)
タイプ:White (白) 、Petillant Naturel (ペティアン・ナチュレル)
 土壌:石灰岩
 SO2:無添加
 度数:11%

インポータコメント
Vermentino / Nero d'Avola / Zibbibo によるペットナット。
オーガニックの畑とSO2ゼロの世界をMW的に理詰でアプローチ。
試作から3年目の白いペティアンです。
彼が最も留意したのは「温度」。
収穫から速やかにフルーツの温度を下げる為に、畑の区画内に小屋を建てて房ごと冷却。
全てのフルーツを品種別のタンクで2日放置し、エクストラコールドの状態でAdelaide HillsにあるUnico Zelo【ウニコ ゼロ】へと運搬。
そう、彼はUnico Zeloを間借りしてるんです。
VermentinoとNero d'Avolaは除梗してプレス。
そのジュースは全房のままスキンコンタクトを続けたZibbiboへと注がれ、ステンレス発酵。
澱を極力結晶化させてタンク下部へと落とし、瓶に移す前に過度な酵母接触を避けたそうです。
過去2年の作品が著しい還元状態に陥った事から得たレッスンだとか。

フレッシュピーチにネクタリン、ストロベリークリームのニュアンスに、スイカジュースの様な瑞々しさに溢れています。


■生産者
Wildman (ワイルドマン)
本拠地:オーストラリア・サウスオーストラリア
造り手:ティム・ワイルドマン

ティム・ワイルドマンはイギリス生まれのワインマスター(MW) です。
2008年にオーストラリアのワインに関する論文で MW になりました 。
彼の論文は最高の評価を受け、多くの人々を本物のオーストラリアワインへ導きました。

そんな彼と「ROOTSTOCK」でばったりと出会ったバイヤー。
世界のワイン市場の弁護士と言いましょうか、検察官と言いましょうか、クオリティの守護者とも言えるMWの彼がこのようなワインを作っているとは。
しかもそれが南オーストラリアだったなんて。
その場で、輸入の準備が出来たらいつでも声を掛けて欲しいとプロポーズ。

やっとプロポーズが叶った瞬間です。

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