ラシーヌ 2018
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Pineau d'Aunis (ピノ・ドニス)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:11%
インポータコメント
ロワール、ジェレミーの弟ジャンのキュヴェが初登場。
兄が借りてくれた畑のピノドニスを除梗せずに醸し、グラスファイバータン クで発酵、228Lの木樽で5 ヶ月熟成しSO2無添加で仕上げました。
憂いのあるパープルレッドの外観に、すりおろしリンゴやカシスの香り、繊細で上品なアタック、じわりと拡がるジューシーな酸味と程良いボリューム感、シルキーなタンニンと旨味が光ります。
■生産者
Jean Quastana (ジャン・クアスターナ)
本拠地:フランス・ロワール
ロワールの若手超有望格ジェレミー・クアスターナの弟であるジャン・クアスターナも2018VTGよりワイン造りを始めました。
兄のジェレミーのワインが日本市場で皆さまに認知されますのにはかなりの時間を要しましたが、さて弟のジャンのワインは初年度から僕らの心と胃袋をふんわり掴んでくれます。
///インポータ訪問談///
街のはずれにある、車が一台通れるぐらいの舗装されていない細い一本道の終点に、ガレージを改装したような小さな醸造所で、ジェレミーとその彼女(造形作家のアーティストをしているという)が待っていてくれました。
ジェレミーの醸造所には、弟ジャンの樽がジェレミーの樽と分けて置かれています。
私たちの到着時、弟のジャンは仕事でドイツのベルリンに行っており不在、まず弟のジャンが造ったワインからテイスティングを行いました。
ジャンがベルリンから戻ってきてたところで、ジェレミーが新しく購入した家で夕食をいただく。
兄ジェレミーは、ぱっと見た感じは、やんちゃそうなイケメン、話してみると優しく明るく、人懐っこい。
弟ジャンは、明るいジェレミーとは違い、大人しく口数も少ないシャイで思慮深いタイプ。
ジャンのワインは、兄ジェレミーのワインの様に綺麗な酸を残したマセラシオン発酵のナチュールテイストでキャッチーな味わいです。
今後、ジェレミーは新しく購入した家に隣接した醸造所で、ワイン造りをするとのことで、環境が変わっていく兄弟のワインが、それぞれどう変わって行 くのか、とても楽しみです。