ネトル 2018
国:Austria (オーストリア)
地域:Kremstal (クレムスタール)
品種:Gruner Veltliner (グリューナー・ヴェルトリーナー)
Sylvaner (シルヴァネール)
Botanical (ボタニカル)
タイプ:botanical sparkling wine (ボタニカル・スパークリングワイン)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:4%
インポータコメント
アルコール発酵中のワインを、ハーブティーとブレンド (ワイン:ハーブ ティー=4:6) して、瓶内で発酵を終える。
瓶内気圧は約約2.5barとな るようにする。
デゴルジュマンあり。
ネトル(イラクサ)は、ジュリー達の取り組む、バイオダイナミック農法の調合材として使用されている。
また、オーストリアでは、ハーブティーとしても、体内の浄化作用を期待して、古くから親しまれている。
■生産者
Hochdeutsch (ホッホドイチュ)
本拠地:オーストリア・クレムスタール
ドイツ出身のジュリーは、ホレンブルクで代々ワインを造るホッホ家に嫁いできた。
夫のクリストフ・ホッホも2013 年から、家業を引き継ぎ、ナチュラルワインを造っている。
ボタニカル・スパークリングとは、簡単に言えば、ハーブティーをブドウ果汁で瓶内発酵させたもの。
濃く抽出したハーブティーを、彼女達のブドウ果汁と、大体Alc.5%になるようにブレンドし、瓶内で発酵を終える。
もともとハーブティーやエッセンシャルオイルに興味を持っていたジュリーは、ワイナリーで働く傍ら、自然とブドウ畑や周囲に育つ草花を、ブドウ栽培のためのトリートメントとして、また、日常でも利用してきた。
例えば、ローズマリーの香りは集中力を高めるため、彼女の車にはローズマリーのサシェ(匂い袋)がつるされている、といった具合だ。
ドナウ川流域は汚染のされていない井戸水が、多くあることでも有名だそうで、ホレンブルクの村人も、何をするのもこの井戸水を使っている。
彼女がお気に入りのハーブティーでスパークリングを造るというアイデアが湧きあがることは、自然なことだった。
試行錯誤を重ね2017 年にネトル(イラクサ)での試作品をボトル詰めした。