ラ・ピコレット 2018
国:France (フランス)
地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
品種:Merlot (メルロー) 90%
Malbec (マルベック) 10%
タイプ:Red (赤)
栽培:有機栽培
認証:ユーロリーフ、AB
度数:13%
インポータコメント
赤紫色にピンクの縁。
抜栓時、やや強めの還元的な芳香を感じますが、しばらくすると黒い果実感や花といった芳香が立ち上ってきます。
辛口、ミディアム。
特に還元の影響は感じません。
優しい黒い果実感とスパイス的なニュアンスを感じます。
滑らかな酒質で、酸かしっかりあり引き締まった果実感です。
最後に適度な収れん性。
赤身の牛肉や羊、またジビエなど鉄分の多いお肉とも相性良さそうです。
■生産者
Mouthes Le Bihan (ムート・ル・ビアン)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト
Catherineさんと Jean-Maryさんが1990年代末に、前所有者から27ヘクタールのブドウ畑を購入して、Domaine Mouthes Le Bihanとしてブドウ栽培、ワイン生産を開始。
2000年が最初のヴィンテージです。
当初から良いワインを、 出来る限りナチュラルなブドウ栽培とワイン醸造で生産することを目的としてきて、ブドウ畑の作業に力を注いでいます。
環境や消費者、自身の健康を考え、除草剤、殺虫剤、化学肥料を使用していません。
栽培は有機栽培。
各樹の樹勢に応じて、土を耕すか、草を抜くか生やすかなどを決めるそうです。
収穫は手積み。
選別をえて野生酵母のみによる発酵。
少量のSO2以外、醸造を助ける酵素や清澄用の添加物、保存料の類は使用していません。
したがって、定期的な監視と試飲が重要ということです。
発酵は長く、場合によっては、収穫翌年まで続くこともあるそうです。
発酵が長いことによる問題は特にないため、気長に待つそうですが、これまでの結果としては、この自然な発酵スタイルに良い感触を得ているとのこと。