レ・テット・ノワール 2018
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Cot (コー)
タイプ:Red (赤)
土壌:小石、シレックス
栽培:ビオロジック
SO2:熟成中:15mg/L
度数:12.5%
インポータコメント
キュヴェ名は丸くて黒い石で構成するテロワールより名付けられました。
コーをセメントタンクで醸しプレス、225hlのグラスファイバータンクで発酵・熟成し、下弦の月で果実の日に澱引き瓶詰めしました。
クリアなガーネット色の外観、熟したリンゴやシナモンの香り、赤果実のエキス感に細かやかなタンニンが溶け込み、しっとりとした旨味が続きます。
■生産者
Domaine Chahut et Prodiges (ドメーヌ・シャウ・エ・プロディージュ)
本拠地:フランス・ロワール
2007年から始めた1970年生まれ。
その名はグレゴリー・ルクレール。
ロワールの中心 Tours で生まれ、父は風景画家、母は会計士と、農業とはかけ離れた家庭に生まれました。パリで長い間ワイン関係のジャーナリストとして働き、ワインが好きでボルドーでCavistとしてワインの商いの世界に。
しかしそれは長く続きませんでした。
何故なら憧れのボルドーでワインの仕事をしても、お客様の選ぶワインは味よりも銘柄、毎日飲むワインよりセラーに並べる値段の高い見栄えの良いワインばかり。
色々悩んだけど、やはり自分でワインを造ろう!と故郷の近くのアンボワーズの醸造学校に入学し、一から農業を勉強しました。
ちなみにこの学校はあのクリスチャン・ショサール氏、Thierry Puzelat氏等、沢山の優良醸造家を卒業させております。
周りは高校を出たばかりの若者に混じっての勉強は、パリでの第一線のマスコミ風情とは違い、新たな気持ちになり、ボルドーのようなスノービックな目線でのワイン感とは関係のない目線でワインに再度取り組むことが出来るようになったのです。
学校を卒業後、その学校の近くの村、Chargeという所でラッキーにも畑を借りる事が出来たのが2006年。M.Jean-Francois MANGNEANT氏の持ち畑の中のたった1haだけですが、その畑のガメイを自分1人で仕込んだワイン。
2005年まで無農薬でなかった畑なので色んな苦労はありましたが、そのたった1haから造ったワインを飲んで、「これなら続けていける」と確信。
そして2007年から本格的に銀行の融資を受け、Jean-Francoisに頼んで彼の畑、トータル6.5haを借り2007年から会社を立ち上げ、本格的に醸造家としての道へ。
そのJean-Francois氏はグレゴリーに畑を貸したので、ワイン造りは辞め、その彼の醸造所をグレゴリーに。