ピノノワール キュヴェ・ベアトリス 2019
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
土壌:砂化した花崗岩、レス、石灰岩、泥土
栽培:ビオディナミ
認証:エコセール
SO2:無添加
度数:13.5%
インポータコメント
98年ワールドカップの夏の日にビネール家を訪れたマルセル・ラピエールが説いた濾過・清澄・SO2の無意味さに感化され翌年からピノノワールは無添加で造り続けています。
醸し後プレスし、フードルで12 ヶ月発酵・熟成しました。
憂いを含んだダークルビー色、ミントやハーブ、フランボワーズの香り、ピュアで滑らかな口あたりにジューシーで瑞々しいエキス感がアフターへと流れます。
■生産者
Christian Binner (クリスチャン・ビネール)
本拠地:フランス・アルザス
作り手:クリスチャン・ビネール
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用していません。
今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。
その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。
まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。
収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っています。
アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されています。
歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが...)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。
アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近では認知度もあがってきています。