オルタナティブ・ロゼ 2021
国:Austria (オーストリア)
地域:Weinviertel (ヴァインフィアテル)
品種:St. Laurent (サン・ローラン) 50%
Zweigelt (ツヴァイゲルト) 50%
タイプ:Pink (ロゼ)
栽培:ビオディナミ
認証:ユーロリーフ、デメター
度数:12%
造り手より
丁寧に手摘みで収穫をし、除梗、破砕し、そのままの状態で数時間待つと、プレス無しでも、明るい赤色をしたジュースが抽出されます。
フリーランジュース。
発酵はプラスティックタンクで品種ごとに行います。
2021年11月に発酵が終わり、発酵が終わったらブレンドし、ステンレスタンクで夏まで熟成させます。
ボトリングは2022年8月12日、 満月の日です。
ワインの本来の特徴を維持するため、意図的に細かい澱と一緒にボトリングしたため、曇っています。
オーストリアで最も一般的な赤ワイン品種であるツヴァイゲルト&サンローランをセニエ・ロゼとして造りました。
白ワインと赤ワインの風味豊かなブレンドが生まれました。
白ワインのフルーティさと酸の特徴。
赤ワインの骨格とボディも兼ね備えています。
私たちはこのワインで、スーパーマーケットで売られている安くて質の悪いロゼワインに代わる高品質のワインを提供したいと考えています。
■生産者
Schrammel 2.0 (オルタナティブ・ロゼ 2021)
本拠地:オーストリア・ヴァインフィアテル
ウィーン郊外のヴァインフィアテル南部に約1ヘクタールの畑を持つマイクロワイナリーの当主ダニエルと妻ニコル。
ダニエルは、代々続くオーストリアの古典的なワインメーカーとは 違い異色な経歴の持ち主。
元々ワインとはかけ離れた生活をしていて、企業で管理職の傍ら、セミプロとして15歳から30歳までフリースタイルのスノーボーダーとして活躍。
ニコルとの結婚を機に、50年以上前にニコルの祖父が植えた1ヘクタールの畑を復活させるべく、2014年より権利を取り戻す。
当時のダニエルは、ナチュラルワインの大のファンでしたが、 ぶどう栽培やワイン造りに関しては素人同然。
専門的な文献をむさぼり読み、有名な造り手と話したりするなど独学でぶどう栽培、醸造技術を数年で習得。
現在、各キュヴェ1タンクほどの生産量で、増産には慎重に考えており、そのため、ウィーンでITベンチャー企業でマーケティング責任者をしながら、ニコルと一緒に畑と醸造所を管理している。
「3人の子供た ちにふさわしい世界を残したい」という思いが強いダニエル。
その夢に向け、1歩ずつ進んでいる。