ラブ・レッド 2018
国:USA (アメリカ)
地域:California (カリフォルニア)
品種:Carignan (カリニャン) 77%
Valdiguie (ヴァルディギエ) 15%
Syrah (シラー) 8%
タイプ:Red (赤)
栽培:有機栽培またはビオディナミで栽培
SO2:発酵中のSO2添加なし。
度数:12.5%
インポータコメント
ブドウは果実味を際立たせ、酸味を保つために早い時期に収穫しています。
主要品種のカリニャンは4つの畑の樹齢70年以上のブドウです。
全房と除梗した房を合わせて仕込みます。
ヴァルディギエとシラーは全房で発酵させています。
熟成はフレンチオークとコンクリート製タンクで行いました。
■生産者
broc cellars (ブロック・セラーズ)
本拠地:アメリカ・カリフォルニア
作り手:クロス・ブロックウェイ
創業者はネブラスカ出身のクリス・ブロックウェイ(Chris Brockway)。
醸造家の登竜門であるUCデイヴィス(カリフォルニア大学デービス校)に入学するも、1990年代当時はワイナリー研修制度が確立されずにいたこともあり、やがて彼はUCフレズノ校に編入する。
後に幾つかのワイナリーで働く中、クリスが「特に多くを学んだ。」と述べる先がローゼンブルム。
「ワインを造る上で必要な幾重もの主要な情報を的確に入手できる環境を重視し、アーバン・ワイナリーを選んだ。」と述べる。
2002年、ブロック・セラーズの歴史は、300本足らずのジンファンデル生産から幕を開ける。
オークランドの港湾地区にあるローゼンブルムの例に概ね等しく、クリスがワイナリーを構えた先もまた、SFから車で1時間程にあるバークレーの街中。
交通の便が良い倉庫街に位置する為、葡萄を運搬するには最適な環境といえる場所であった。
ブランド・イメージに拘らずとも、ワイナリーには醸造に不可欠な温度管理や排水の設備等が合理的に整えられ、常日頃より清潔に保つよう心がけられる。