ビオッ 2018
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Sumoll (スモイ)
バルトロル
マンドー
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオロジック
SO2:無添加
度数:13.9%
インポータコメント
ワイン名の由来
ビオッ=ぶどうを足で踏んで絞った後の果汁を入れる岩を削って作った伝統的な槽のこと。
唯一友人から購入したぶどうで造るキュヴェで、自社畑から少し南の低標高部の混植の畑。
平均樹齢は80年。
野生味を思わせる香りだが、口に含むと重心が低めのミネラルと黒糖のような甘みがあり、非常に良いバランスに驚く。
ボリュームもちょうど良いキャッチーな1本!
■生産者
VINYAS DEMPREMTA (ビニャス・デンプレンタ)
本拠地:スペイン・カタルーニャ
ジェラールと父イシドラが 2011年に起ちあげた
「ビニャス・デンプレンタ」
(=足跡・痕跡の意味。昔の人たちがやってきたことの足跡をたどる、という思いから蔵元名に。)
自然や畑仕事を愛するイシドラは25年前に小さなぶどう畑を購入、趣味でワインを造っていた。
小さい時から、そんな父に連れられて山歩きや野菜作り、ぶどう収穫と自然に触れるのが大好きだったジェラール。
次第に父が携わるぶどう栽培、ワイン造りに興味を持ち、エンジニアの仕事をしながらも 2011年から二人で蔵を立ち上げた!
【ふたりで共有しているコンセプト】
1‐フィロキセラ以前には多様に存在した土着品種の復活
2‐アクセスは悪いが、素晴らしいテロワールがある森の斜面と石塀斜の段々畑(昔の風景)を復活させる
3‐肥料は使わず自然農法で草木に囲まれた生態系豊かなぶどう畑を取り戻す
4‐ナチュラルなワイン造りをする
エチケットにもあしらわれている蔵元ロゴは、畑を囲む森で見つけた岩に彫られた溝の形状を表す。
これは、このエリアで自生するケードネズという針葉樹の実を蒸留して精油を採るための道具で、
昔から民家療法として利用されていた伝統を大切にしたい思いから。