ロヴァルポリチェッラ・リパッソ・クラッシコ・スペリオーレ2018
国:Italy (イタリア)
地域:Veneto (ヴェネト)
品種:Corvina (コルヴィーナ) 55%
Rondinella (ロンディネッラ) 35%
Molinara (モリナーラ) 5%
Croatina (クロアティーナ) 5%
タイプ:Red (赤)
度数:14.5%
インポータコメント
ヴァルポリチェッラのクラシックな赤品種数種のブレンド。
コルヴィーナとロンディネッラは色とテクスチャー、香り。
モリナーラとごく少量のクロアティーナはさらに香りを複雑にするために使われる。
このキュヴェでも、リパッソ前の赤ワイン自体の抽出は軽く、リパッソ時のアマローネ用のブドウの果皮からの抽出に注力する。
そのため、軽やかさと上質なタンニンと骨格を併せ持った、バランスの良いリパッソが生まれる。
■生産者
L’Arco (ラルコ)
本拠地:イタリア・ヴェネト
作り手:ルーカ・フェドリーゴ
ヴェネトで、誰よりも“神話的生産者”との讃辞にふさわしい、クインタレッリ。
ルーカ・フェドリーゴは、この巨匠に長年ブドウを販売していた栽培農家に生まれ、14歳からクインタレッリのもとで働き、巨匠の身近で栽培醸造を学んだ。
その後独立し、畑を購入しワイナリーを建て、1998年に初VTをリリースする。
アマローネにおいては90日前後の長期のアパッシメントし、熟成もスラヴォニアオークの大樽熟成。
栽培と醸造の両方において、徹底して伝統的。
ただし栽培と醸造を学んだ、クインタレッリがそうであるように、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョン、メルローのフランス系品種にも可能性を見いだし、ルーカなりの醸造で、ルベオという同地としてはユニークな構成のワインを造り出している。
近年、2014年を境にラルコが造るワインの質が著しく上昇し、当主ルーカに「ジュゼッペ・クインタレッリの再来」との過褒までも寄せられ始めている。