フムス ブランコ クルティメンタ 2020
国:Portugal (ポルトガル)
地域:Lisboa (リスボア)
品種:Touriga Nacional (トウリガナショナル)
Fernao Pires (フェルナンピレス)
Arinto (アリント)
Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
タイプ:Orange (オレンジ)
栽培:有機栽培
SO2:無添加
度数:13%
インポータコメント
柑橘系のフレッシュさがあり、桃やリンゴのニュアンス。
マセラシオンからのタンニン、ナッツの風味も感じられ、 複雑で楽しいオレンジワインに仕上がっている。
ラベルは、日本在住の山田祐基氏が手がける。
■生産者
Humus (フムス)
本拠地:ポルトガル・リスボア
リスボンから北へ約 1 時間、大⻄洋からわずか 20km の場所にあるカルダシュ・ダ・ライニャのアルヴォルニーニャという町のすぐそばに、小さな家族経営の農場キンタ・ド・パソがある。
この農場はロドリゴの祖父が購入したが、90 年代に最初のブドウの木を斜面に植えたのはロドリゴの父親で、 Humus を造るロドリゴ フィリペは、土木技師として働いた後、2000 年代初頭にワイン作りを始めることを 決意し、ワインメーカーとなった。
彼は、家族が所有するキンタ・ド・パソの計 20ha に属する 9ha のブドウの木を担当し、粘土と石灰岩が混ざ った土壌、大⻄洋からの涼しい風と高い湿度、そして冷涼な微気候のおかげで、ブドウはより⻑い熟成期間を 持つことができ、レベルの高い酸味を維持するワインを造っている。
この酸味は、ロドリゴが Humus のような大胆なワインを造ることができる大きな理由である。
今ではロドリゴはポルトガルで最も実験的でエキサイティングな自然派ワインの生産者の一人であり、パイオ ニアだ。
2007 年に有機認証を取得し、Humus を造り始めたのは 2009 年。
ブドウ畑では、天然の堆肥を使用し、害虫を防ぐために必要な時だけ少量の銅と硫⻩をブドウの木に塗る。
標高約 150m の高地で栽培されているのは、白ではアリント、フェルナン・ピレス、ヴィタルそして、少しだけ ソーヴィニヨンブラン。
赤ではカステラオン、トゥリガ・ナショナル、ティンタ・バロッカといったポルトガ ルの伝統的な品種で、わずかにシラーも含まれている。
セラーでの作業は更にシンプルだ。
介入を最小限に抑え、無濾過、無清澄の状態で醸造、瓶詰めするいわゆる 「ナチュラル」なワインを造っている。
白とロゼは直接圧搾し、樽で発酵させ、赤は除梗して破砕し、小さなステンレスタンクで発酵。
その後、古い オーク樽で熟成さ。
ワインは全て、亜硫酸塩無添加で醸造している。