オロス 2021
国:Italy (イタリア)
地域:Emilia-Romagna (エミリア=ロマーニャ)
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン60%
カルメネール 40%
栽培:ビオディナミ
タイプ:Red (赤)
SO2:瓶詰め時に限り必要最低限のみ添加
度数:13%
インポータコメント
OLOSオロスとは哲学用語の『全体論(ホーリズム)』を味する言葉です。
ホーリズムとは、あるもの全体は、それの部分の算術的総和以上のものである、とする考えのことです。
全体を部分や要素に還元することはできない、すなわち、部分部分をバラバラに理解していても全体を理解することはできない、という考え方です。
ビオディナミやブドウ栽培にも同じことが言えるため、このように命名されました。
淡いルビーレッド。
仁丹、ハッカ、ミント、クランベリーなどの香り。
フレッシュで瑞々しい酸がある口中にはブラッドオレンジのニュアンスが感じられる。
フィニッシュには甘酸っぱいラズベリーのような旨味が広がる。
■生産者
CACCIANEMICI (カッチャネミチ)
本拠地:イタリア・エミリア=ロマーニャ
カッチャネミチは、ボローニャ生まれのボローニャ育ちの3人の友人の夢から生まれたナチュラルワインナリーです。
レストラン業界や農業食品関連の会社で働き、その後、養蜂家として旅をして、自然なブドウ栽培に情熱を持つようになったアントニオは、エミリア・ロマーニャやプーリアで活躍している友人で醸造家のワルター、そして同じく友人のジョヴァンニとの3人で、サッソ・マルコーニにある畑とセラーを借りて2020年1月にカッチャネミチを設立しました。
3人とも植物や動物と密接に繋がった田舎の環境で家族と一緒に暮らし、自然と農業への深い愛情を持っていました。
必然的に地元ボローニャで自然に栽培したブドウから自然な方法で造ったボローニャのナチュラルワイン造ること。
そして、持続可能な農業を行うためにビオディナミでブドウを栽培することに決めました。
カッチャネミチでは、情熱とビオディナミによる生物多様性への尊重によって、自然な味わいというオーセンティックで純粋な特徴を備えた、地元ボローニャの土地の物語を語ってくれる表現力豊かなナチュラルワインを造っています。