エルドロー 2021
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay (ガメイ) 50%
Pineau d'Aunis (ピノ・ドニス) 35%
Pinot Noir (ピノ・ノワール) 15%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:12.5%
インポータコメント
メゾン・ブリュレの代表的な赤ワインと言えばエルドロー!
エルドローとは畑の名前で、メゾンブリュレの赤ワインを代表するキュヴェ。
どのヴィンテージも赤いフルーツの果実味が溢れ、力強さと上品さを兼ね備え、のど越しは軟水のように滑らかで、雑味のない仕上がりとなっています。
ルビーレッドの色調。
ユリやツツジなどのフローラルなアロマに、フレッシュなチェリーやラズベリーなどの生き生きとした果実味。
山椒のような細かなスパイスや、かすかにチョコレートのようなニュアンスも感じられます。
タンニンはきめ細かく、滋味深い旨味が乗っており、ベリーショコラやポプリなどの余韻が長く続きます。
自然な甘みと酸のバランスが素晴らしいワインです。
例年よりも淡く、瑞々しさが増しているようです。
■生産者
Maisons Brulees (メゾン・ブリュレ)
本拠地:フランス・ロワール
2013年9月。
ロワールの偉大なビオディナミスト、ミシェル・オジェの引退はこのドメーヌの新たな門出となりました。
そしてこのドメーヌ・メゾン・ブリュレを新たに引き継いだのはアルザス出身のポール・ジレという男。
彼は元々アルザスでカヴィストとして働いていました。
また2011年まではアルゼンチンでレストランの経営者を行っていましたが、ヴィニュロンになる夢を捨てきれず、フランスに戻り醸造学校に通いながらアルザスのブルノ・シュレールの元で働きました。
その後トゥーレーヌを訪れた際にその土地に魅了され、ミシェルと出会い彼の元で数年間の経験を積むこととなります。
その時の真摯な姿がミシェルに自身のドメーヌを継承させることを決意させます。
ミシェルから受け継いだメゾン・ブリュレの伝統は守りながら、新しいスタイルを加え進化させ、ラベルも魅力的なものに変更しています。
ミシェルが醸造していたエネルギーに満ち溢れたあの液体に、優しさを付け加えたような素晴らしい味わいのワインが生まれました。