リヴァル・ロット1 (06/2024)
国:France (フランス)
地域:Rhone (ローヌ)
品種:Viognier (ヴィオニエ)
タイプ:White (白)
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
2025年3月にリヴァル・ロット2(発酵・熟成期間が15ヶ月間)を販売いたしました。
今回ご案内するロット1は、ロット2と比べて、より軽快でフルーティーな印象が強く感られます。
粘土石灰質土壌で樹齢約15〜20年。
ダイレクトプレス。コンクリートタンクで10ヶ月間の発酵と熟成。
2024年6月瓶詰め。
僅かに濁りのあるレモンイエローの色合い。
桃やプラム、洋梨、硬めのパイナップルといった豊かな果実の香りに、紅茶やミルクティー、フローラルな華やかさ、火打石の芳ばしいニュアンスが重なります。
口に含むと香りの印象以上に芳醇で、コンポートを想わせるような凝縮感のある果実味が膨らみます。
小気味よい酸がふっくらとした風味に軽快さと張りをもたらし、時折感じられる仄かな塩味が果実の風味を一層引き立てながら、清らかに喉を通ります。
鼻腔には、華やかでフルーティーな風味の中にミルクティーのような風味がふわりと抜けて、まろやかで優しい印象が余韻に長く続きます。
■生産者
Les Vigneaux (レ・ヴィニョー)
本拠地:フランス・ローヌ
アルデッシュの南 Valvignere ヴァルヴィニェール村で三世代続くワインの造り手。
現在は、クリストフとエレーヌの2人がワインを造っています。
2001年からビオロジック、2009年からビオディナミに移行して、土地の力を最大限に生かしています。
畑を案内してくれるときに鍬をもってきて土を掘り起こし、土の違いが葡萄の違いに、そしてワインの違いになることを熱心に教えてくれます。
ここ数年、ジェラルド・ウストリック(ル・マゼル)やジル・アゾーニなどが中心となって他の造り手を感化し、ヴァルヴィニエール周辺では沢山の若手が自然派ワインを造り始めています。
そんな激戦区でありながら、ヴィニョーはとても注目されています。
彼らを一躍有名にしたのはピノノワール。
南のピノノワールと聞くと大味を想像しがちですが、その果実味のフレッシュさ、繊細さに皆が驚きフランスで一気に評価を高めました。
その他の品種のワインもとても高いレベルで安定しています。
自然派ワインのファンはもちろん、そうでない方も誰もが安心して楽しめる貴重なワインの造り手です。