アウトアルキコ・ヴェルモット・ビアンコ
他店舗でも販売中の為、完売の場合もございます。
その際は、ご了承ください。
国:Italy (イタリア)
地域:Emilia-Romagna (エミリア=ロマーニャ)
品種:Trebbiano Romagnolo (トレッビアーノ・ロマニョーロ)
ボタニカル(ニガヨモギ、エルダーフラワー、カモミール、ミント、カルダモン、レモンバーム、ユーカリ、ローズマリー、セージ、サマーセイボリー)
柑橘類(レモン、ビターオレンジ、シトロン)
タイプ:ヴェルモット
度数:16%
インポータコメント
ベルモットはワインをベースに、ハーブやスパイス、柑橘類により香味づけをされてつくられるお酒で、フレーバードワインの一種です。
何世紀も続く伝統的な製法で、ベースとなるワインに厳選されたハーブなどのボタニカルを加えた古典的な食前酒をイタリアの伝統から深く解釈し、地中海の風景から厳選したハーブや柑橘類を使用してします。
トレッビアーノ・ロマニョーロをベースに、独自にセレクトした多種多様なボタニカルを加えています。
ベルモットを代表する成分であるニガヨモギやエルダーフラワーとカモミールの花の繊細な甘みが味を引き立て、ビターオレンジやレモン、シトロンの地中海の柑橘類の明るく生き生きとした香りが、太陽の光を浴びたような明るさをもたらし、アロマティックなハーブのコーラスが複雑さを加えています。
また、ミントのフレッシュな透明感、カルダモンのエキゾチックな暖かさ、レモンバームの穏やかな明るさ、ユーカリの清涼感。ローズマリー、セージ、サマーセイボリーといったイタリアン・ハーブの真髄が、このボタニカルブレンドにイタリアの伝統的なハーブの香りを与えています。
食前酒として、ソーダーやトニックウォーターで割ると爽やかな気分になれます。
ハーブやスパイスを使った料理に合います。
■生産者
Baccagnano (バッカニャーノ)
本拠地:イタリア・ヴェネト
出版業界からワインメーカーへ。
バッカニャーノの当主、マルコ・ゲッツィは出版業界でのキャリアを積み、電子書籍配信プラットフォームの会社を友人と共同で立ち上げ、この会社を数年経営した後に売却。
この会社の撤退(売却)資金を元手に、イタリアで最も美しい村のひとつとして言われている、エミリア=ロマーニャ州のブリジゲッラに畑とワイナリーの購入と改修を行い、2016年にワインの醸造を開始しました。
ぶどう畑は7ヘクタールで、標高は約100〜250mのブリジゲッラの丘にあります。
この地域の土壌は粘土質で、ロマーニャの土着品種の サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャ、トレッビアーノ・ロマニョーロ、アルバーナ・ディ・ロマーニャを栽培しています。
植樹は2011年から開始しており、バッカニャーノのぶどうの木の樹齢は15〜25年の比較的若木からワインが生まれています。
ワイナリーには宿泊施設も併設しており、ブリジゲッラの自然や伝統を伝えるためにアグリツーリズモも運営しています。
マルコはミラノ近郊の出身で、2013年にブリジゲッラに引越しするまではミラノに住んでいました。
移住する前に、エミリア=ロマーニャやシチリアのワイン生産者の元で経験を積み、現在に至るまで、試行錯誤を繰り返しながら学び続けています。
経験不足は、勉強と出会いと(生産者との)おしゃべりと忍耐で補うようにしているようです。
サンジョヴェーゼ、トレッビアーノ・ロマニョーロ、アルバーナ・ディ・ロマーニャといった、この地域に自生するブドウ品種を、オーガニック・プロトコルに従って栽培しています。
人間を取り囲む自然、そして人間を受け入れてくれる土壌にリスペクトし、ぶどう畑をミツバチに優しい生垣や樹木で包み込み、ぶどうの木と土地をひとつの生きた農業組織として扱うよう努めている。
収穫は手作業で行い、発酵は自然に行い、温度管理は地下の洞窟のように造られた涼しく湿度のあるセラーに任せている。
ワインは優しく濾過された後、それぞれのワインの個性に合わせてキャップ膜を調整しながら、スクリューキャップ付きのブルゴーニュスタイルのボトルにボトリングしています。
「Less is more, nothing is too little. / 少ないことは豊かであり、少なすぎることはない」がマルコのフィロソフィーです。