アラキ グリッロ 2018
国:Italy (イタリア)
地域:Sicilia (シチリア)
品種:Grillo (グリッロ)
タイプ:Orange (オレンジ)
土壌:石灰岩
栽培:自然農法
醸造:5日〜8日間のマセラシオンの後、極めてソフトにプレス。
発酵は15℃〜18℃。
150hlのステンレスタンクにてそのまま熟成。
度数:13%
インポータコメント
シチリアのグリッロの変換期においてアラキのグリッロは、極めて品格を上げた嬉しい作品。
柔らかいアタックから、口中に広がる滑らかさが卓越。
美しい酸と溶け込んだかすかな塩味を思わせるミネラル感が特徴的。
レモンの感触をまといながら、華美でない。
余韻に感じる長い旨味が、ジュルフォの実力を堪能させる。
■生産者
TERRE DI GIURFO (テーレ・ディ・ジュルフォ)
本拠地:イタリア・シチリア
頭脳明晰&すごい情熱=自然派シチリアの誕生!
シチリアのワインといえば、エトナ山麓やパレルモ東のマルサラ地域のイメージが強い。
エトナは、今バブル状態。10年前15社、今や100社を数えるほどに。
そのような中で、シチリア島南東部、ラグーサの北西部に広がるヴィットーリアが、今後大いに注目されています。
この地のナチュラルな蔵元といえば、コスや続くオキピンティが先駆者ですが、同時代に本格的に自然農法でコツコツと畑を育ててきたのが、ジュルフォ。
現当主アキッレがオーナーになったのは2005年。
当主アキッレのお父さんは、現役バリバリで畑を育てています。
当主アキッレは醸造メイン。
醸造家、畑1人、4、5人の若者で蔵元を切り盛りしています。
アキッレはお医者さんでもあり、頭脳明晰な感触!
しかも熱い人物。
「良い材料が良いワイン。良い経験が良い仕事。」がモットー!