カボリエ 2019
国:Spain (スペイン)
地域:Cataluna (カタルーニャ)
品種:Mando (マンドゥ) 50%
Smoll Tinto (スモイ・ティント) 35%
Xarello (チャレッロ) 15%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
度数:12.5%
インポータコメント
Mando/Smoll Tinto/Xarelloが50/35/15のトリプルブレンド。
Mandoはステンレスタンクで全房発酵、Smoll Tintoは除梗の後に同じくステンレスタンクで2週間のスキンコンタクト、Xarelloは2-3週間のスキンコンタクトでホールベリー発酵。
ブレンドして一冬越してからボトリングされています。
味わいはとにかくフレッシュ。
摘み立てのブルーベリーやカシスを一度に頬張っているかの様な、滴る様な果汁感。
同時にバランスよく、決して薄い訳では無いタンニンとストラクチャー。
Xarelloをオレンジに仕上げてからブレンドしている事も、その豊かな食感に多大な貢献を果たしています。
Ovella Negra同様にジューシーで、様々な食事にマッチしてくれるジェネラスなスタイルです。
■生産者
La Salada (ラ・サラーダ)
本拠地:スペイン・ペネデス
造り手:トニ・カルボ
カヴァの一大産地ペネデスで、永らく続くブドウ農園の跡取りトニ・カルボ。
大規模生産者に買い叩かれた値段でブドウを販売させられて来ましたが、このままでは自分達に明るい未来は無いと、自らワイン作りを始めました。
どのワインも飲み心地抜群で軽やかなステップを踏ませてくれる様なエネルギーに満ちており、それでいて欠陥的要素を感じさせない美しいワイン達。
このバリューは「経済が壊れた」国であるが故の悲しき状況が生んでいる事は否めませんが、同時にそこから力強く立ち上がろうとしている意志がそこにあるからこそ。