ビアンコ 2019
国:Italy (イタリア)
地域:Toscana (トスカーナ)
品種:Trebbiano (トレッビアーノ)
タイプ:White (白)
栽培:有機栽培
度数:10.5%
インポータコメント
ワイナリーからほど近い場所で有機農法を実践する農家から分けてもらったトレッビアーノを使用。
房ごとプレスし約10日間のマセレーションの後に圧搾、セメントタンクで熟成、ボトリング時に極少量の酸化防止剤を使用。
アルコール度数も10%強の軽快なワインとなっています。
■生産者
Montesecondo (モンテセコンド)
本拠地:イタリア・トスカーナ
キャンティ クラッシコの生産地域の中でも、モンテセコンドのある北西部は、土地も痩せていて、低アルコールのワインを産するゾーン。
当主シルヴィオ メッサーナは元ミュージシャン。
シャイで、やや神経質気味なところがあるのですが、彼自身ボリューミーなものではなく、酸という神経がビシッと通ったワインが好み。
自分が理想とするワインを実現するのに最適なテロワールを持つ場所に畑があるのか、はたまたそんなテロワールを持つ畑に携わっているうちに自身が志向するものがテロワールと同化していくのか…オータ的には、プーリアのクリスティアーノ グッタローロと話した時に感じた、同質のものをシルヴィオにも見出しています。
おおらかな味わいのパーチナ、クールだけど女性的な優しさも備えたレボンチエに対して、細く鋭い味わいのモンテセコンド…と言ったところでしょうか。
ワイナリーに隣接する、標高が低く粘土質土壌の比較的温暖な区画と、住まいのある標高500mの石灰岩質土壌の区画に畑を持ち、それらをブレンドすることで、前者がワインに果実味やボディを、後者が酸やミネラルを付与しています。