ピノ・ノワール”新月” 2019
国:France(フランス)
地域:Alsace (アルザス)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
認証:デメター、ユーロリーフ
度数:13.5%
インポータコメント
”ヌーヴェル・リュンヌ”とは新月のこと。
実は、父アンドレがビオディナミに転換して初めて造ったナチュールのキュヴェは、ピノ・ノワールだった。
その年の収穫は、新月の日に始まった!
月日が流れ、ようやくロレールのピノ・ノワール醸造スタイルが定まった。
それがこのワイン!
縁が僅かに紫掛かった淡いルビー色。
スモモやイチチクのような赤系果実風味に、赤い花の風味。
フレッシュな口当たりで、スモモの果実味が広がる。
心地よい酸がしっかり存在し、後味に軽いタンニンが舌上でサラサラと気持ちよい。
■生産者
ANDRE ROHRER (アンドレ・ロレール)
本拠地:フランス・アルザス
造り手:ルードヴィック・ロレール
ストラスブールとコルマールの丁度中程に位置するミッテルベルグハイム村に所在する「ドメーヌ・アンドレ・ロレール」。
現在のオーナー醸造家アンドレは8代目で、そのお父さんは1960年代からすでに雑草とぶどうの樹とが共生した栽培を始め、1980年代には化学殺虫剤の使用もやめ、2001年にはアンドレが公式にもAB認定ビオ栽培です。
2016年からはビオディナミによるぶどう栽培を始めています。
アンドレは、純粋さと精緻さを兼ね備えたとても優れたワインを生み出していますが、特筆すべきはアンドレの息子ルードヴィックの存在。
ルードヴィックはアンドレが受け継ぎ発展させたテロワールがしっかりと詰まったぶどうから、自然な醸造方法により純粋さがそのまま表現された、とても体に優しい味わいのワインを造りだしています。