ブロンド・バイ・ナチュレ 2020
国:Austria (オーストリア)
地域:Burgenland (ブルゲンランド)
品種:Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 30%
Gruner Veltliner (グリューナー・ヴェルトリーナー) 25%
Chardonnay (シャルドネ) 20%
Pinot Blanc (ピノ・ブラン) 15%
Rhine Riesling (ライン・リースリング) 10%
タイプ:Orange (オレンジ)
土壌:白亜質土壌、粘土土壌
栽培:ビオディナミ
SO2:無添加
度数:12%
インポータコメント
パーフェクト・デイやマッシュ・ピットに比べるとアロマティック系品種の比率を抑えて醸したオレンジワイン。
濁りがあるイエローが強めの黄金色。
振ると澱が混じり、マンゴージュースのような色合い。
シトラス、ハーブ、ドライ・パイナップル、ヨーグルト、白い花の香り。
シトラスを中心にピーチのニュアンスでジューシーかつドライで柔らかなボディ。
酸はしっかり感じられ、ほのかな塩味がアクセント。
パーフェクト・デイやマッシュ・ピットに比べるとドライでジューシー。
安定感もあり、数日かけてもグビグビ呑めるオレンジワイン。
■生産者
PITTNAUER (ピットナウアー)
本拠地:オーストリア・ブルゲンランド
作り手:ゲアハルト・ピットナウアー
ピットナウアーは、自分が愛飲していたワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。
もし、彼が自分の飲んでいるワインがビオディナミで造られていることに気づいていたとしたら、彼のワイン造りは、もっと早く変わっていたことでしょう。
年月が経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れをはじめます。
堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。
ブドウの完璧な成熟がもたらす味わい。
きれいなブドウを選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。
空気式圧搾機、温度調節付きのスチールタンク、そしてポンプなど最新技術。
彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴です。
ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。