[4650] Field Blend 2017 Jilly Wines / フィールド・ブレンド 2017 ジリー・ワインズ

6,200円(税込6,820円)

フィールド・ブレンド 2017

  国:Australia (オーストラリア)
 地域:New South Wales (ニューサウスウェールズ)
 品種:Gewürztraminer (ゲヴュルツトラミネル)
    Nebbiolo (ネッビオーロ)
    Shiraz (シラーズ)
    Tempranillo (テンプラニーリョ)
    Pinotage (ピノタージュ)
    Tinto Cao (ティント・カン)
    Tannat (タナ)
    Barbera (バルベーラ)
    Chardonnay (シャルドネ)
    Viognier (ヴィオニエ)
    Petit Manseng (プティ・マンサン)
 土壌:火山性土壌
 栽培:有機栽培
 度数:12%

インポータコメント
ジリーの畑でパッチワークの様に植えられた多くのブドウ品種を混醸させるというシンプルな試みから誕生したキュヴェ。
畑の周りで散見されるウサギをラベルに据えてあります。
全てのブドウを同時に収穫し全てを全房発酵。
収穫コンテナの 中にそのまま放置されたブドウはゆっくりと時間を掛けながら発酵を続け、然るべきタイミングを見計らってバスケットプレスした後に古樽へと移されますが、ホールバンチで発酵している最中に表面を濡らす程度にしかジュースを動かさない為にひたすら優しい味わいに仕上がっています。

このワインは英語で言うところの「万華鏡」の様なワイン。
モザイク模様の様に複雑に絡み合った各ブドウの個性が、ジグザグ に顔を出し、ありとあらゆる香りを感じさせてくれるトニックの様な味わいがあります。
ジリー曰く「ウチの畑の味を表現しているつもりだよ」と宣うワイナリーの魂とも言うべきキュヴェです。


■生産者
Jilly Wines (ジリー・ワインズ)
本拠地:オーストラリア・ニューサウスウェールズ
造り手:ジャレッド ディクソン

ニューイングランドで唯一人ミニマルなワイン作りに挑戦しているジャレッド ディクソン。
ニューサウスヴェールスの沿岸に広がる山林で材木業を営んで来た木こりの一族出身。
いつしか材木ではなくブドウ樹への愛と情熱に目覚め、とうとうワイン作りに身を投じる事となりました。
夢を以て青年期のエネルギーを抑え込めないでいる沢山の若者同様、ラヤレッドの青春は音楽に向けられていました。
プロのドラマーとして大成を目指していた彼はロンドンへと移住し、生活の為にレストランのキッチンで職を得ます。
幾つかのカバーバンドを転々としながらドラムを叩き、オーディションを受けては落選の通達を受ける日々。
同時にキッチンの中で食への情熱に火が点き始め、ドラム同様に自分自身の全てを捧げるフイールドに巡り合いました。
それはワイン。
特にサーヒスではなく、飲料としてのワインは音楽同様に自分を自由に表現出来る偉大なるカテゴリーだと毎晩飲むボトルを通して確信を持つに至った訳です。

ロンドンでの数年を経て帰国し、チヤールススタート大学で醸造学を修めたジリーが選んだ就職先はオーストラリア最古のワイナリーであるホートン。
185年の歴史を持つこの歴史的ワイナリーが誇る13人の醸造チームの一員として4年の研鑓を積みながら、ジリーが思い描いていたワインの姿は劇的な変貌を遂げました。
既に活躍していた同世代のパトリックサリヴアン達に刺激を受け、ナチユラルなワインが持つ魅力から抜け出ぜなくなっていたのです。
満を持してジリーがワインを作り始めたのは故郷ニューイングランド。
「超」が付くほどのマイナー地区で生まれたワインとは到底思えない液体が生まれ始めたのはくほどのマイナー地区で生まれたワインとは到底思えない液体が生まれたのは数年前の事。
現在最も将来を期待されている生産者と言われています。

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