フレロ 2020
国:France (フランス)
地域:Roussillon (ルーション)
品種:シラー
タイプ:Red (赤)
栽培:有機栽培
度数:12.5%
インポータコメント
フランス語で「兄弟」を意味するワイン。
収穫後にブドウを除梗し、3週間マセラシオンします。
アンフォラで短時間、次にステンレスタンクで瓶詰めするまでマセラシオンさせます。
ほとんどタンニンを感じさせない熟したブラックベリーやチェリー。
ほんのわずかな渋みが心地よい、万人受けするワイン。
■生産者
Les Salicaires (レ・サリケア)
本拠地:フランス・ルーション
ヴァンサンが2016年にカネ・アン・ルシヨンにある家族経営の畑を継いだことで設立。
有機農業を取り入れています。
このエリアは地中海まで1kmと非常に近いため、海のしぶきによりブドウの木にミネラルを与えます。
最初のキュヴェは2017年にリリース。
自身でペルピニャンにパブをオープンさせた後、2016年に父親のサポートもあり実家のワイン畑を継ぐことを決意。
レ・サリケアはラッキーなことに、さまざまな種類のセパージュ(マカブー、ムールヴェードル、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、ミュスカ)を所有しています。
ブドウの木は樹齢10年から60年くらいで、テロワールは石灰岩と小さな小石でできています。
畑全体がAB認証を受けており、エッセンシャルオイル、銅、場合によっては少量の硫黄のみ使用して栽培しています。
この広大な畑の収量量はヴァンサンだけでは持て余すほどの量なので、幅広くブドウを販売しており、オーヴェルニュのパトリック・ブージュやジュラのアリス・ブヴォ(ロクタヴァン)などの有名な造り手にもブドウを販売しています。
また、「vin en vrac」という量り売りワインも生産しており、非常に低価格(1リットルあたり2ユーロ)で近くの村の住民に販売しております。
ブドウは手作業で収穫されます。
収穫されたブドウは空圧式のプレス機でプレスされ、キュヴェ毎にアンフォラやタンクに入れられます。
発酵には天然酵母のみで行われます。
2020年のミレジムのラベルは、ブリュッセルの有名なアート集団であるHell’Oのアントニーとジェロームによって作成されました。
Hell’oはインスタグラムで16,000人以上フォロワーがおり、中には2017年に惜しまれつつ閉店したパリのカリスマ的セレクトショップ・コレットもいます。