ガズィ 2021
国:Italy (イタリア)
地域:Toscana (トスカーナ)
品種:Sangiovese (サンジョヴェーゼ)
タイプ:Pink (ロゼ)、Frizzante (フリッツァンテ)
栽培:有機栽培
度数:13%
インポータコメント
■生産者
Montesecondo (モンテセコンド)
本拠地:イタリア・トスカーナ
キャンティ クラッシコの生産地域の中でも、モンテセコンドのある北西部は、土地も痩せていて、低アルコールのワインを産するゾーン。
当主シルヴィオ メッサーナは元ミュージシャン。
シャイで、やや神経質気味なところがあるのですが、彼自身ボリューミーなものではなく、酸という神経がビシッと通ったワインが好み。
自分が理想とするワインを実現するのに最適なテロワールを持つ場所に畑があるのか、はたまたそんなテロワールを持つ畑に携わっているうちに自身が志向するものがテロワールと同化していくのか…オータ的には、プーリアのクリスティアーノ グッタローロと話した時に感じた、同質のものをシルヴィオにも見出しています。
おおらかな味わいのパーチナ、クールだけど女性的な優しさも備えたレボンチエに対して、細く鋭い味わいのモンテセコンド…と言ったところでしょうか。
ワイナリーに隣接する、標高が低く粘土質土壌の比較的温暖な区画と、住まいのある標高500mの石灰岩質土壌の区画に畑を持ち、それらをブレンドすることで、前者がワインに果実味やボディを、後者が酸やミネラルを付与しています。