カンペデッロ 2021
お一人最大1本まで
国:Italy (イタリア)
地域:Emilia-Romagna (エミリア=ロマーニャ)
品種:Malvasia di Candia (マルヴァジーア・ディ・カンディア) 60%
Trebbiano (トレッビアーノ) 20%
Ortrugo (オルトルーゴ) 15%
Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 3%
Marsanne (マルサンヌ) 2%
タイプ:White (白)、Frizzante (フリッツァンテ)
栽培:有機栽培
SO2:少量添加
度数:11.5%
インポータコメント
マセ11〜15日、セメント槽発酵。
残糖を残したまま瓶詰のメトードアンセストラーレ。
SO2瓶詰前極少量添加、ノンフィルター。
■生産者
Croci (クローチ)
本拠地:イタリア・エミリア=ロマーニャ
クローチは1935年、もともとこの地で農業を営んでいたジョゼッペ・クローチが、この土地を購入した事から歴史が始まります。
当初は酪農等、兼業農家として生計を立てていましたが80年代よりワイナリーとしての活動を本格化。
少量ずつ自社でのボトル詰め、販売を開始しました。
当初より有機農法での栽培を行っていたクロ―チでは、当たり前の様に自然な飲み心地のワインを醸しリリースしていきます。
現在は孫にあたるマッシミリアーノと弟のジョゼッペが志を引き継ぎ、祖父から伝わる家族の味を守り続けています。
醸造はセメントタンクにて白も赤も皮付ごと自然酵母のみで醗酵。
冬の間セメントタンクで過ごしたあと、それぞれの熟成期間の後瓶詰め。
クロ―チのメインとなるワインはフリッツァンテ。
彼らの土地は土の養分(タンパク質)が不足しており、酵母の力がとても弱い為、発酵スピードがとても緩やかになる。
それをセメントタンクで行うとアルコール発酵の途中で冬が訪れ、カンティーナの温度が下がると共に、タンクの温度も下がりやがて発酵は停止。
そうして冬を越し、春になりボトル詰めを行う。
次第に暖かくなり、ワインの温度も上
昇すると停止していた酵母が再び動き出し、瓶の中で二酸化炭素を発生させます。
この土地でこのワインを造る事が運命だったかのような、この土地でしか出来ない製法を守り続けているのです。