[6000] RESURGENCES 2021 DOMAINE LA CALMETTE / レシュルジャンス 2021ドメーヌ・ラ・カル メット

7,000円(税込7,700円)

レシュルジャンス 2021

  国:France (フランス)
 地域:Cahors (カオール)
 品種:Noual (LOT地方の固有品種)
    Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン)
    Chenin Blanc (シュナンブラン)
    Sylvaner (シルヴァネール)
タイプ:White (白)
 土壌:粘土石灰質、キメリジャン
 栽培:ビオディナミ
 醸造:9月半ばに手摘みで20kg入ケースに収穫。
    一部直接搾汁、一部3日醸し。
    空気式プレスでゆっくり8時間かけて搾汁。
    古樽とアカシア樽で発酵。
    古樽と古い大樽で2年熟成。
    2年目は産膜酵母が発生。
    1年熟成後に一度、瓶詰め前に一度ラッキング。
    瓶詰め時に僅かの亜硫酸1g/hl添加
 SO2:1g/hl
 度数:12.5%

インポータコメント
単一畑。複数の白品種、主に NOUAL(LOT地方の固有品種) , SB,シュナン、シルヴァネール等の混植・混醸です。
品種を表現するのではなく、畑のテロワールと造り手達自身を表現するために、単一畑の複数品種を一緒に使うというアイディアに至っています。
表層は、粘土-石灰岩土壌、基盤はキンメリジャン石灰岩で、丘の頂上は石が多く、区画の下の方では春に源泉が流れだすこともあります。
2021年はよりフレッシュでより複雑な高いヴァイヴがあります。
前ヴィンテージよりも酸化のニュアンスは少ないです。

明るくエレガントな骨格がある白ワイン。
花、柑橘類、スパイスの香り。
グランヴァン的な雰囲気もあり、豊かで凝縮した味わいと、⻑くミネラリーなフィニッシュは、ゆっくり行った搾汁と、シュール・リーで⻑く熟成した賜物です。


■生産者
DOMAINE LA CALMETTE (ドメーヌ・ラ・カルメット)
本拠地:フランス・カオール
造り手:マヤ・サレ &ニコラ・フェルナンデズ

「偉大なワインは完璧を期すためにマインドフルネスで実行する細かいディーテイルの積み重ねで造られます。美しいワインを造るため、場所やヴィンテージの味わいに真に忠実であることが重要です。」

農学と醸造学を学び、エノローグ(醸造コンサルタント)としてアルザス(ビネールやシュレール)や南仏で活躍していたマヤ・サレとニコラ・フェルナンデズのカップルがフランスのカオールのコース(主に石灰岩の標高高い台地)にドメーヌを立ち上げました。
以前マヤが活躍していたアルザスのワインのテロワール表現に近くて選んだという場所・葡萄畑は、標高
350m、石灰岩、マルヌブランシュ、赤粘土、キメリジャンなどの土壌で、夜と昼の寒暖差が激しく、葡萄はゆっくりと熟します。

収穫は2017年2018年共に、9月末から10月初旬と、2018年はタルディヴを除きフランスでも最も遅い収穫の場所の一つで、葡萄には完熟感と酸がしっかりありました。
そんな葡萄から造られたワインは、これまで私達が抱いてきたカオールのイメージとは全く異なる「マチュリティ」と「フレッシュネス」の共存があり、マルベックの繊細で上品なタンニンと、また石灰由来の土壌の気品ある味わいがかさなり、洗練されたグラン・ヴァン・ナチュレルに仕上がっています。
畑はビオディナミを取り入れつつオーガニックで管理し、銅などの使用量も控えるためにハーブティーなどを補助的に使用しています。
害虫をたくさん食べてくれるコウモリ用の家を用意したり、液体のコンポストなども準備しています。
またトラクターなど重機を畑に入れないため、ほとんどが人による手作業です。

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