レ・エタップ 2022
国:France (フランス)
地域:Savoie (サヴォア)
品種:Pinot Noir (ピノ・ノワール)
タイプ:Red (赤)
度数:13%
インポータコメント
砂まじりの粘土石灰質土壌。
樹齢約41年。
全房で3週間マセラシオン。
ジャーで18ヶ月間の発酵と熟成。
仄かにオレンジを帯びた中程度の赤色。
ドライ苺や熟したソルダムを想わせるやや充実感のある赤い果実を主体に、ブルーベリーなどの黒系果実、赤紫蘇、ドライローズやドライハーブ、腐葉土、ナツメグなどのスパイスの印象が加わります。
瑞々しく繊細な口当たりで、ザクロや野苺のような張りのある酸が全体を引き締めながら伸びやかに広がり、沁み込むように喉を通ります。
口中には、優しく甘やかな果実味に梅かつおを連想させる旨みが溶け合い、深みと複雑性のある味わいが膨らみます。
僅かな揮発酸が感じられるものの、ザクロやフランボワーズ、赤紫蘇などのニュアンスと調和し、さらに果実の甘さや緻密なエキスがそれを上回ることで、全体にほどよい抑揚を与えています。
上品さを備えながらも素朴で滋味深く、豊かな旨味を湛えたミディアムボディの味わいです。
■生産者
La Vigne du Perron (ラ・ヴィーニュ・デュ・ペロン)
本拠地:フランス・サヴォア
パリでピアニストとして活躍しながら、1990年代からヴァン・ナチュールにとりつかれていたフランソワ・グリナンが、故郷の父の畑を受け継ぎ1998年にスタートしたドメーヌ。
アルプスの山麓、ヴィルボワ村の石灰質の急斜面にある2.5haの畑は耕作に大変な労力がかかるが長年、農薬、除草剤、化学肥料とは無縁。
ガメイは1934年、および1977年に植樹した古木の区画も所有。
2010年には、村内に築300年を越える石造りの小屋にセラーを移転。
その場所で、フィリップ・ジャンボンから譲り受けた大きなフードルの発酵槽を用いて醸造するワインは、以前のセラーのものよりさらに純度と奥深さを感じさせ、古い造石建築による“セラーが呼吸することの重要性”さえ感じさせる。
卓越した透明感ある果実味が圧巻のピノ・ノワールのほか、スパイシーなモンドゥーズ、アルテス(=ルーセット・ド・サヴォワ)、ジャケールなど、サヴォワ地方の固有品種100%のワインも生産。
その個性を見事に映し出す。