ヴェルヴェット 2011
国:France (フランス)
地域:Languedoc (ラングドック)
品種:Syrah (シラー) 90%
Cinsault (サンソー) 10%
タイプ:Red (赤)
土壌:粘土石灰
栽培:ビオディナミ
醸造:粘土石灰土壌のシラーを主体にセメントタンクで発酵、24 ヶ月熟成しました。
認証:ユーロリーフ
SO2:10mg/L
度数:13.5%
インポータコメント
人気ロックグループ「ヴェルヴェットアンダーグラウンド」から命名されました。
深めのレンガ色に豊かな粘性、カシスやバニ ラ、ミントの香りを感じます。
シルキーなタンニンに複雑味のあるハーブ感と冷涼感が溶け込んだ味わいで、しっとりとエレガントに魅せてくれるアフターが印象的です。
■生産者
Zelige Caravent (ゼリージュ・キャラヴァン)
本拠地:フランス・ラングドック
南仏、ラングドックにまた素晴らしい生産者が誕生しました。
1967年5月4日生れのLuc-Marie Michel。
2000年~畑を購入し無農薬で始めましたが、最初は納得がいかなかったので農協にブドウを売り、自らのDomaineワインとして醸造し始めたのは2005年のヴィンテージから。
お爺様がPic Saint-Loupに25haを持ってブドウ栽培をしておりましたが、お父様は全く違う医師になりました。畑はその間、人に貸すことに。
最初はお父様の影響で薬剤師を目指し、大学卒業後薬品会社に勤めます。
が、自然の中で生活したいと大きく進路を変更。
お爺様の畑の 2haを貰い、その他近くの畑を 10ha購入し、ワイン造りを始めました。
その10haの中の5haはLucが自ら植樹した畑です。
現在、畑の品種構成は3ha のシラー、1haのグルナッシュ、1haのアリカント、2haのカリニャン、1haのムールヴェ―ドル、3haのサンソー、1haのシャザンと南仏独特の様々な品種が揃っております。
ラングドックの中でもこのピクサンルーというコミューンは特別で、たった200haしかありません。
なのでAOC法も当然この名を明記して良 いと認定しております。
その標高400 ~ 600mの畑で始める事が出来たのはラッキーかもしれません。
ワイナリー名の由来は畑にたくさん綺麗な石があり、それがモロッコの伝統的なムーア人様式のタイル「ゼリーゼ」のキャラバンみたいだと、この名前を付けました。
Luc自身、自ら筆を取り、奥様も芸術家でとてもロマンティックな素敵なカップルです。
畑の石すらも美しく感じる、そういう発想なのでしょうね。