ラ・ピコレット・セック 2017
国:France (フランス)
地域:Sud-Ouest (シュド・ウエスト)
品種:Semillon (セミヨン) 60%
Sauvignon Blanc (ソーヴィニヨン・ブラン) 30%
Chenin Blanc (シュナン・ブラン) 10%
タイプ:White (白)
栽培:有機栽培
認証:ユーロリーフ、AB
度数:13%
インポータコメント
澄んでうっすら金色かかった黄緑色。
香りの立ち上がり良し。
ふくよかな果実感、硬めの洋ナシ、白い花など彷彿。
辛口、ミディアム。
例年通りのしっかりとした果実感とそれを支える酸味。
硬めの洋ナシやメロンといった果実感。
例年より気持ち軽めな気もします。
そのせいか、最後に感じていた”苦み”が控えめで、余韻はすっきりした感じです。
エビや貝類をつかった料理全般、山羊のチーズなどとも相性良さそうです。
■生産者
Mouthes Le Bihan (ムート・ル・ビアン)
本拠地:フランス・シュド・ウエスト
Catherineさんと Jean-Maryさんが1990年代末に、前所有者から27ヘクタールのブドウ畑を購入して、Domaine Mouthes Le Bihanとしてブドウ栽培、ワイン生産を開始。
2000年が最初のヴィンテージです。
当初から良いワインを、 出来る限りナチュラルなブドウ栽培とワイン醸造で生産することを目的としてきて、ブドウ畑の作業に力を注いでいます。
環境や消費者、自身の健康を考え、除草剤、殺虫剤、化学肥料を使用していません。
栽培は有機栽培。
各樹の樹勢に応じて、土を耕すか、草を抜くか生やすかなどを決めるそうです。
収穫は手積み。
選別をえて野生酵母のみによる発酵。
少量のSO2以外、醸造を助ける酵素や清澄用の添加物、保存料の類は使用していません。
したがって、定期的な監視と試飲が重要ということです。
発酵は長く、場合によっては、収穫翌年まで続くこともあるそうです。
発酵が長いことによる問題は特にないため、気長に待つそうですが、これまでの結果としては、この自然な発酵スタイルに良い感触を得ているとのこと。