デルニエール・ネ 2019+2002
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Gamay Tanturier (ガメイタンチュリエ) 60%
Gamay (ガメイ) 40%
タイプ:Red (赤)
栽培:ビオディナミ
度数:13%
インポータコメント
樹齢35年〜40年のガメイタンチュリエ60%とガメイ40%のキュヴェ。
手摘みで収穫した2つの品種をステンレスタンクにて一緒に15日間の醸造。その後、600ℓの中樽に移し替え、12か月間の熟成。
「デルニエールネ」とは「最後に生まれた」という言葉で、ドメーヌメゾンブリュレで最後に誕生した(新たに加わった)キュヴェという意味が込められている。
果実味たっぷりで粘性があり、濃いめの口当たりですが、のど越しは滑らかで、メゾンブリュレらしい優しさも持ち合わせています。
秋を感じさせる濃いめのガーネット色。
少々粘性があります。
香りはプルーン、グロゼイユ、アーモンド、カーネーション、桜の塩漬け、なめし皮。
キュッと締まった酸と程よい苦味、ブラックチョコレートのような味わい。
後味にピーナッツバターのような雰囲気が口中に残ります。
これからの季節、豊かな食材とともに食卓を華やかにしてくれるようなワインです!
パテアンクルートや山羊のウォッシュチーズ、栗料理などと相性抜群です。
SO2無添加。
■生産者
Domine Maisons Brulees (ドメーヌ・メゾン・ブリュレ)
本拠地:フランス・ロワール
2013年9月。
ロワールの偉大なビオディナミスト、ミシェル・オジェの引退はこのドメーヌの新たな門出となりました。
そしてこのドメーヌ・メゾン・ブリュレを新たに引き継いだのはアルザス出身のポール・ジレという男。
彼は元々アルザスでカヴィストとして働いていました。
また2011年まではアルゼンチンでレストランの経営者を行っていましたが、ヴィニュロンになる夢を捨てきれず、フランスに戻り醸造学校に通いながらアルザスのブルノ・シュレールの元で働きました。
その後トゥーレーヌを訪れた際にその土地に魅了され、ミシェルと出会い彼の元で数年間の経験を積むこととなります。
その時の真摯な姿がミシェルに自身のドメーヌを継承させることを決意させます。
ミシェルから受け継いだメゾン・ブリュレの伝統は守りながら、新しいスタイルを加え進化させ、ラベルも魅力的なものに変更しています。
ミシェルが醸造していたエネルギーに満ち溢れたあの液体に、優しさを付け加えたような素晴らしい味わいのワインが生まれました。