ル・モルティエ・ゴバン 2018
国:France (フランス)
地域:Loire (ロワール)
品種:Muscadet (ミュスカデ)
タイプ:White (白)
土壌:粘土、片麻岩、砂岩
栽培:ビオロジック
認証:ユーロリーフ
度数:12.8%
インポータコメント
土地所有者の名前 Gobin と、ブドウの収穫される畑の土壌にモルタル(Mortier)のようなべたつきのある粘土層に由来。
樹齢も高く、シュールリーで樽熟成を長く行うことで、彼らのワインの中でも、味わいの厚みと骨格のあるキュヴェとなっている。
■生産者
Complemen'Terre (コンプレモンテール)
本拠地:フランス・ロワール
造り手:マリオン・ペシュー、マニュエル・ランドロン
ロワール出身の若い夫婦が 2013 年創設したワイナリー。
夫、マニュエル・ランドロンの実家はロワールのナントでミネラル豊かなミュスカデを栽培、醸造するドメーヌ・ランドロン。
マニュエルは、トゥーレーヌの複数のドメーヌ(2 年)のほかニュージーランドのフェルトン・ロードやチリのルイ・アントワヌ=リュイットなどの南半球でのワイナリーでも経験を積む。
妻のマリオン・ペシューと共に、ドメーヌ・ランドロンから 5km ほどの村、ル・パレにミュスカデ・少量のガメ・土着品種のフォール・ブランシュの植わる畑を見出し、畑と地下室を有する醸造所を購入し醸造を始める。
ドメーヌの開設にあたり、父ジョゼフは「実感しそして経験を積んでほしい」という想いもあり、異なる地質の複数の畑を息子マニュエルに与えた。
醸造学校を卒業後、若いヴァン・ナチュレルの生産者の元でも経験を積んだマニュエルのワインは、父ジョゼフのスタイルとはまた違った、挑戦的な造りが面白いワインだ。
マニュエルは地域の若手の生産者数人と組んで、ワインの分析を必要な時にすぐできる状態にあるそうで、テイスティングと分析から亜硫酸の添加、場合によってはフィルターをかけるかどうかを判断し、しっかりとワインを安定させることにも気を向けている。